不動産投資コラム

新たなバンコクの中心「One Bangkok」│進化するタイと移り変わる制度

新たなバンコクの中心「One Bangkok」│進化するタイと移り変わる制度

こんにちは。バンコク心友不動産の北浦 洋二です。
2025年12月についに1バーツ=5円時代に突入したタイ。以前のようにタイは安いと簡単には言えなくなってもなお、投資先として有力候補に上がり続けているタイ。
こんな時代だからこそタイ・バンコクの選び方をご紹介します。

戻る活気と整備される制度

前回のコラムではコロナ禍という未曾有の状況を経て、2023年現在は外国人の入国が増えてコロナ禍前の状況に戻りつつあり、弊社までお問合せいただくお客様もタイ国外からの方が戻ってきているとお伝えしました。
また、コンドミニアムを取り巻く状況については、2020年から新規供給戸数が激減したことで、2023年時点では完成済みの物件に対する需要が高まっている状況にあるとお伝えしました。

まず結論から申し上げますと、街の活気はコロナ以前に完全に戻りました。
外国人駐在員や長期滞在者が戻り、レストランや商業施設には賑わいが戻っています。交通量も明らかに増え、週末の主要エリアはコロナ前と変わらない、あるいはそれ以上の人出を感じます。
一方で、制度面は確実に変化しました。
特に顕著なのは、銀行口座開設とビザ取得です。
以前であれば比較的スムーズに進んでいた手続きも、現在は審査が厳格化され、タイ政府が認めた書類を所持していることを求めるなどより慎重になっています。「とりあえず現地に行けば何とかなる」という時代ではなくなりました。
しかし、ここで誤解していただきたくないのは、「難しくなった=不可能になった」わけではないという点です。
タイランドエリートビザやLTRビザ、DTVビザなど、政府が公式に整備している制度を正しく理解し、適切に活用すれば、長期滞在や移住は十分に可能です。むしろ現在は、制度が整理されてきたことで、きちんと準備をした方にとっては透明性が高い環境とも言えます。
重要なのは、正確な情報と信頼できるパートナーの存在です。制度変更の背景や実務の流れを理解したうえで進めれば、タイでの生活や投資は十分現実的な選択肢です。

“格”を上げる都市

そして、制度が整備される一方で、バンコクという都市そのものは確実に“格”を上げています。

ここ数年で、世界中の富裕層をターゲットとしたホテルブランデッドレジデンスの建設が相次ぎ、より一層アジアの主要都市の一角としての存在感が強まっています。

・Ritz-Carlton(2016年)
・Four Seasons(2018年)
・Kempinski(2020年)
・Aman Nai Lert(2023年)
・Porsche design(2028年予定)

2023年以降、タイのビリオネア通りとも呼ばれるランスアン通りやウィタユ通りでは1㎡あたり30万バーツを超える取引も珍しくなくなっています。
ここで重要なのは、「どの物件が高いか」ではなく、「都市の中心がどこへ移っているか」です。
スクンビット通りはベンチマークとしても従前通り注目すべきエリアですが、ルンピニ公園周辺からビジネス街であるシーロムにかけてのエリアに、国際都市としての機能が再集約され始めています。
その象徴とも言えるのが2024年10月にオープンした「One Bangkok(ワン・バンコク)」プロジェクトです。
ルンピニエリアに誕生したOne Bangkokはオフィス、商業施設、ホテル、レジデンス、文化施設が一体となった大型複合施設。すでにあったMRTルンピニ駅がOne Bangkok直結になったのも画期的でしたが、さらに専用の高速道路出口が設けられました。商業施設直結の高速道路出口を設けるのは世界的にも珍しいことでしょう。
このようにOne Bangkokは官民一体となった新しい街の中心としての機能を発揮し始めています。
One Bangkokは長期運営前提で計画されたプロジェクトで、2024年10月のオープン以来、続々と新エリア情報が舞い込んできます。

コンドミニアムプロジェクトのご紹介

ここでOne Bangkok内の最新コンドミニアムプロジェクトをご紹介します。

―Ei8hteen Seven(エイティーン・セブン)

この物件の希少価値は、間取りや価格だけで語れるものではありません。
重要なのは、「One Bangkokという都市の中心に住まう」という点にあります。商業施設、ホテル、レジデンス、文化施設機能が集約されたエリア内かつ、ルンピニ公園という変わらない景観が見える場所に居住することは、利便性だけでなく、長期的な資産性という観点からも意味を持ちます。
それを体現しているのがEi8hteen Seven(エイティーン・セブン)です。

竣工年:2026年3月予定
エリア:ルンピニ
総戸数:291部屋
階数:55階建て
デベロッパー:TCC Assets Thailand Co.,Ltd. 、Frasers Property Holdings Co., Ltd,
権利:借地権(30年+30年)

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まとめ

都市が進化するタイミングでは、その中心に位置する不動産が評価されやすい傾向があります。タイを取り巻く制度は以前より厳格になり、肌感覚でタイは次のステージに入りつつあると感じます。
しかし、都市の魅力は増しています。
外国人がタイの不動産を購入することは従来と変わらず歓迎されていますが、移り変わるタイの制度を理解し、適切な準備することを従前よりも求められるでしょう。

北浦 洋二
北浦 洋二

北浦 洋二心友アセット・マネジメント

2002年日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)入社。
株式会社リクルートを経て、2014年心友不動産 (Shinyu Real Estate Co., Ltd.)をタイ現地に設立。タイの不動産を使った資産運用コンサルティング事業を展開。
2020年心友アセット・マネジメント (Shinyu Asset Management Co., Ltd.)を設立。日本のクライアントに向け、タイにおけるホテルや商業ビル等の収益用・事業用不動産の仲介事業を開始。
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