マンションが売れない原因3選|スムーズに売るための4つの対策も徹底解説

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マンションが売れないまま時間が過ぎると、管理費や修繕積立金、住宅ローンの支払いが重なり、負担は次第に大きくなります。さらにマンションは、簡単に放棄できるものではなく、所有している限り税金や管理の責任が続くなど、大きな負担がかかるでしょう。この記事では、マンションの売れない原因や、その状態を放置した場合に生じやすいリスクに加え、状況に応じて取れる現実的な対策をわかりやすく解説します。

目次

1. マンションが売れない主な原因3選

ここでは、マンションの売却がうまく進まない原因のなかでも、特に多い3つのポイントをわかりやすく解説します。

1-1. 販売価格が相場より高い

周辺物件の相場より高い価格設定だと、選ばれにくくなり、反響が集まりません。また、値下げの判断が遅れるほど問い合わせが減り、売却が長引きやすくなります。

1-2. 築年数や設備が古い

購入者はマンションが築20年以上になると、設備の状態をより慎重に確認する傾向があります。水回りや給湯器が古い場合、入居後の出費が懸念材料です。そのため、リフォーム前提の物件は後回しにされ、内見に繋がりにくくなります。

1-3. 管理状態・修繕積立金に不安がある

管理費や修繕積立金が相場より高いと、将来の負担を心配されやすくなります。さらに、共用部の清掃が行き届いていない、大規模修繕の状況がわかりにくいといった場合は、管理面への不安から購入をためらわれるかもしれません。

2. マンションが売れない場合のリスク

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マンションが売れない場合でも、所有権を一方的に放棄することは原則できません。ここでは、売却が長引いたときに起こりやすい3つのリスクを解説します。

2-1. 売却期間が長引くほど価格が下がりやすい

売り出し期間の長い物件は、「なにか問題があるのでは?」と警戒されやすくなります。「売れ残り」や「不人気物件」との印象を持たれれば、問い合わせや内見が減少し、結果として値下げを迫られ想定より低い価格での売却せざるを得ないこともあります。

2-2. 住宅ローン残債があるとダブルローンの負担が生まれる

売却前に新居を購入すると、旧居と新居のローン返済が同時に発生する「ダブルローン状態」になります。毎月の支出が増えることにより資金に余裕がなくなり、住み替え計画が遅れることもあります。

3. マンションをスムーズに売るための4つの対策

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ここでは、なかなか売れないマンションを売却するためにできる対策を解説します。不動産会社の担当者と相談しながら、できる対策から試してみましょう。

3-1. 売り出す価格を見直す

売却が進まない場合は、売り出し価格を見直すことが有効です。不動産相場は変動するため、当初は適正でも時間が経つと合わなくなることがあります。最新の相場を確認し、安易な値下げは避けつつ、不動産会社と相談しながら下限価格や調整の進め方を決めることで、売却に繋がりやすくなります。

※関連記事:マンションの売り出し価格とは?決め方や成約価格との違いを解説

3-2. リフォームやリノベーションを行う

購入希望者のニーズに合わせ、売却前に水まわりを新しくしたり、使いにくい間取りを整えたりすることで、検討されやすくなる場合があります。ただし、費用をかけても必ず売れるとは限りません。内容によっては回収できないこともあるため、不動産会社と相談し、費用と効果のバランスを見極めることが大切です。改装費を価格に上乗せせず、リノベーション前提で売る判断が有効な場合もあります。

3-3. 室内を綺麗にして内覧に挑む

内覧時は室内の整理整頓と清掃を行い、良い印象を与えるようにしましょう。床や壁の小さな傷は、簡単な補修で印象を和らげられる場合もあります。水まわりは特に汚れが目立ちやすいため、念入りな掃除が欠かせません。ペットの臭いが気になる場合は、ハウスクリーニングを利用する方法もあります。内覧当日は照明を付け、質問に落ち着いて答えられるよう準備しておくと安心です。

3-4. 売却を依頼する不動産会社を変更する

不動産会社や担当者の対応が原因で売却が進まない場合もあります。まずは担当者の変更を相談し、改善が見られるか確認すると良いでしょう。それでも状況が変わらない場合は、不動産会社の変更も検討できます。不動産会社の変更は、売買契約が成立していなければ原則可能です。ただし、媒介契約の種類によっては制約があるため、事前に内容をよく確認しておく必要があります。

4. マンションが売れないときの2つの選択肢

マンションがすぐに売れない場合でも、打つ手がなくなるわけではありません。ここでは、売却が進まないときに検討されやすい2つの選択肢を解説します。

4-1. 賃貸として貸し出す

売却を急がない場合は、賃貸として貸し出す方法があります。家賃収入によって管理費や固定資産税などの固定費を補える可能性があり、すぐに売らず、相場の動きを見ながら売りやすい時期を待つという考え方もあります。一方で、空室が出る可能性や、管理に手間がかかる点は事前に考慮しておくことが必要です。

4-2. 不動産会社の買取を利用する

不動産会社の買取を利用すれば、相場より価格は下がりやすいものの、すばやく現金化できます。内見対応が不要で売却までが早く、買い替えの予定が立てやすい点がメリットです。

5. マンションが売れないときによくあるQ&A

Q1.なぜ問い合わせが増えないの?

周辺相場より価格が高く設定されているケースが多く見られます。また、写真が少ない、説明が簡素など、物件の魅力が十分に伝わっていない場合、検討の初期段階で外されやすくなります。

Q2.築年数が古いと本当に売れにくい?

築年数が経つほど、設備交換や修繕の費用を意識されやすくなります。リフォーム前提と見られると判断が後回しになり、内見につながりにくい傾向があります。

Q3.立地が悪いと売却は難しい?

駅から遠いなど不利な条件がある場合でも、価格調整や見せ方を工夫することで、売却に繋がるケースは少なくありません。

6. まとめ

マンションが売れない理由は、価格の付け方や築年数、建物の管理状況など、いくつかの要因が重なって生じることがあります。売却が進まなくても、管理費や住宅ローンの支払いは所有している間続きます。状況をそのままにせず、原因をひとつずつ見直し、価格の調整や売り方の工夫を検討して後悔のない売却につなげましょう。

岩井 佑樹

岩井 佑樹

宅地建物取引士
2014年から現在まで宅建士として活動しており、2019年に不動産ライター、2022年に不動産賃貸業を始動しました。現在はいわゆる1人不動産屋として活動するほか、今まで、実体験を絡めたリアルな不動産関連の記事を1,000記事以上作成しています。

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