第12回住宅購入に関する意識調査アンケート

Q1今、不動産は買い時だと思いますか。

「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせた44.6％が「買い時」と回答し、前回調査（2016年7月）と比べると3.5ポイント減少した。

「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」と回答した方（44.6％）に対して

Q1-1買い時だと思う理由はなんですか。（3つまで）

買い時だと思う理由については、「住宅ローンの金利が低水準」が最も多く68.7％、「今後、消費税の引き上げが予定されている」44.9%、「今後、住宅ローンの金利が上がると思われる」32.3%と続く。

Q2今後、不動産の価格はどうなると思いますか。

今後の不動産の価格については、「上がると思う」は23.2％となり前回比で1.4ポイント減少した。
「横ばいで推移すると思う」は35.1%で前回比1.4ポイント増加、｢下がると思う」が27.3%で前回比3.4ポイント減少した。

回答理由（フリーコメント） ※一部抜粋

上がると思う理由

・増税前に買いたい人が増え、需要が高くなるため
・低金利政策が続き、銀行の融資が積極的になるから
・2020年東京オリンピックまでは首都圏中心に上がるから
・円安になり、材料費の値段が上がるから
・米国の政策次第だが、本格的なインフレへいずれ移行すると思うから

横ばいで推移すると思う理由

・材料費高騰により不動産価格は下がりづらくなる一方、消費者の購入意欲が積極的でないため
・株価の変動がよめないため、様子見をする人が多いと思うから

下がると思う理由

・価格が上がり、普通のサラリーマンでは手が出にくい価格になっているため
・人口と世帯数が減少し、所得が伸び悩むため

Q3住宅ローン金利は今後どうなると思いますか。

住宅ローン金利については、「金利は上がっていくと思う」が36.1%で、前回比13.6ポイント増加した。
「ほとんど変わらないと思う」は45.7%で前回比で13.7ポイント減少し、「金利は下がっていくと思う」は4.3％で4.0ポイント減少した。

Q4住宅ローンを借りるとしたら、どの金利タイプを選びますか。

住宅ローン金利のタイプについては、「変動金利」が24.9％で前回比5.9ポイント減少。
続いて「固定期間選択金利」が32.0％、「全期間固定金利」が23.4％となった。

変動金利

金利動向に合わせて返済途中に金利が変動するタイプ。
半年に1回金利が見直される。

固定期間選択金利

返済期間中の一定期間のみの金利が固定されるタイプ。
3年固定、5年固定、10年固定などがある。

全期間固定金利

全返済期間の金利が最初に決まっているタイプ。

現在、持ち家（一戸建て・マンション）にお住まいで、売却する意向がある方（33.6％）に対して

Q5今、不動産は売り時だと思いますか。

「売り時だと思う」「どちらかと言えば売り時だと思う」を合わせた71.7％が「売り時」と回答した。
お住まいの都道府県別にみると、東京都在住の方の86.3%が「売り時」と回答した。

現在、持家（一戸建て・マンション）にお住まいで、売却意向のある方のうち「売り時だと思う」「どちらかと言えば売り時だと思う」と回答した方（71.7％）に対して

Q5-1売り時だと思う理由は何ですか。

売り時だと思う理由については、「不動産価格が上がったため」が最も多く46.0％、「住宅ローンが低金利で買主が購入しやすい環境だから」40.1％、「今なら好条件での売却が期待できるから」35.8％と続く。