不動産サイト nomu.com > 不動産購入に関する意識調査アンケート > 第1回調査結果


住宅購入意欲について、震災の影響により「特に変化はない」が74.2%、「変化があった」が25.8%。東日本大震災より4カ月、社会情勢の不透明感が残る中、住宅購入に対する意欲の底堅さを裏付ける結果となった。






- 耐震性の高い家に住みたいため
- 地盤のしっかりしたところに住みたい
- 経済の先行きが不安なため
- 景気を見極める必要があると思ったから
- 福島原発が落ち着かないと先が見えない
- いつ大地震が起きるかわからない中、
購入するのはリスクがあるため



震災の影響により、重視するようになった希望条件は、「地盤」84.5%、「建物構造(耐震性など)」77.4%が多数を占めており、「防災対策の充実」32.9%、「交通アクセス(通勤・通学時間等)」32.7%が続く。住まいに対して、安全・安心を重視する傾向が強くなっていると言える。




「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせた約半数の47.6%が購入タイミングに肯定的な回答。特に、男性では50.7%が買い時と回答しており、女性の41.6%に比べて高い傾向を示している。




買い時と判断する理由については、「住宅ローン金利が低水準」が最も多く66.8%、「物件価格が落ち着いている(割安感がある)」50.9%、「今後、消費税が引き上げられる可能性がある」43.8%と続く。




買い時だと思わない回答者への「どうなれば買い時になると思うか」という設問に対しては、「景気や社会情勢が落ち着いたら」の回答が50.1%と最も多い結果に。個人的な問題より、社会全体の不透明感や漠然とした将来不安の解消が、マインド回復に繋がると推測される。



今後の不動産価格については、「横ばいで推移すると思う」が最多の45.2%。「上がると思う」14.8%、「下がると思う」25.2%という結果に。



購入を検討する種別については、「マンションを検討する」が45.8%、「一戸建てを検討する」が38.8%。



新築・中古のこだわりについては、「どちらでも検討できる」が67.2%、「新築のみ検討する」が23.6%、「中古のみ検討する」が9.2%。



購入後の住みかえ意向については、「ライフステージに合わせて住みかえたい」が51.1%、「永住したい」が43.9%となった。



購入した物件から次に住みかえる際の希望物件は、左グラフの回答となった。
65歳以上に絞ると、「一戸建てからマンションに住みかえたい」が51.7%と高い回答結果となった。




調査時期 :
2011年7月1日(金)~7月7日(木)
調査対象 :
不動産情報サイト「ノムコム」PC会員
有効回答数 :
2,119 件
調査方法 :
インターネット上でのアンケート回答
※本アンケートを転載したい、複写したい等、ご利用に関するお問い合わせは、野村不動産ソリューションズ経営企画室へお願いします。
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