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オフィスマーケットレポート(2025年8月)
【名古屋市】
支店長の視点
大規模ビルの空室率は1%台が目前に迫り、全国の主要都市で最も低い水準にある。2026年は複数の大規模ビルが竣工予定だが「ザ・ランドマーク名古屋栄」「(仮)N3-5計画」はテナント誘致の目途が付きつつある模様だ。大型の新規供給があれば、移転するテナントによる大口の二次空室も生じる傾向にあるが、現時点では限定的な水準に止まっている。そのため、需給バランスは今後も引締まった状態が続くとみられる。
(基準日:2025年7月31日)
※空室率: | 貸付総面積に対する「現空面積」の割合 |
※潜在空室率: | 貸付総面積に対する「募集面積」の割合。既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象 |
※募集面積: | 各統計日において公開されているテナント募集面積の合計 |
※統計開始: | 1994年1月1日 |
Ⅰ.空室率
10ヵ月連続の低下。「大規模」2021年以来の1%台が目前に
空室率は前月比マイナス0.12ポイントの3.17%となり、10ヵ月連続の低下となった。建替えに伴う移転や、主要エリア内での拡張移転等により空室床の消化が進み、主な低下要因となっている。規模別では「大規模」が2021年2月以来の1%台が目前に迫っている。潜在空室率は前月比プラス0.02ポイントの4.77%だった。
主要エリアの各種条件のバランスが良好なビルでは、面積帯を問わず品薄感が漂っている。


Ⅱ.募集賃料
2ヵ月連続で上昇。12,000円/坪台での小幅な動き
募集賃料は前月比プラス81円/坪の12,705円/坪となった。2ヵ月連続で上昇したものの、12,000円/坪台での小幅な動きが続いている。


Ⅲ.エリア別募集賃料(円/坪)


※規模 (1フロア面積) |
・大規模(200坪以上) ・大型(100坪以上200坪未満) ・中型(50坪以上100坪未満) ・小型(20坪以上50坪未満) |
※「-」は、調査時点においてテナント募集を行ったビルが少なかったため、適正データが算出できなかったエリアです。
Ⅳ.空室率の推移(6大都市 大規模ビル)

Ⅴ.募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)

※募集賃料:共益費込
※外税表示
提供:三幸エステート株式会社(名古屋支店)
会社HP:https://www.sanko-e.co.jp/
当レポートは情報提供を目的とし、情報の正確性に十分配慮して作成されておりますが、その内容を保証するものではありません。使用にあたっては貴社の責任と判断にてお願い致します。
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