生涯賃金から考える ファミリータイプ別ライフプランシミュレーション
子どもが小さいファミリー
Aさん一家の家族構成
- Aさん(会社員)35歳、妻(専業主婦)32歳、長男(幼稚園)5歳、長女3歳
Aさん一家の現状と今後の予定
- 年収:
- Aさん 680万円(手取年収は約8割)妻 84万円(長女が小学校に入ったらパートにでて、60歳まで働く予定)
- 子供の進路:
- 幼稚園は私立、小・中・高校は公立、大学は私学
- 現在の教育費以外の生活費:
- 年間288万円(月平均24万円)
- 現在の貯金:
- 600万円
- 住宅購入にあたっての親からの贈与:
- 600万円
STEP1お金の流れから課題を知ろう子育てファミリーの今後の課題は、お子さまの教育費
まず、住宅購入関連費用は考慮しないで、Aさん一家の今後の収入と支出の流れをみてみましょう。
一番の課題となるのは、2人のお子さまの教育費。このままだと、老後生活資金にも影響が出そうです。
その他お役立ちデータ
Aさん一家の収支の特徴
- あと4年間は、子どもが幼稚園に通っているため、支出はやや多めになる。
- その後、長男が大学に入学するまでの間は、比較的余裕のある期間となる。
- 長男が大学に入学すると、教育費はピークに。ピンチ
- 長女が大学を卒業すると、教育費の支出がなくなり、退職までの期間は余裕ができる。
- 退職後、公的年金の支給が始まる65歳までは、収入のない期間となる。ピンチ
- 公的年金が出始めても、生活費の方が収入を上回る。ピンチ
Aさん一家のピンチ! 克服のヒント
- 長男大学入学後の教育費がピークの数年間の赤字(住宅費を考慮した場合)に備えて、住宅にかかる費用を支払いながらも貯蓄をしていくことが必要です。
- 長女が大学卒業後は、住宅ローンの繰上返済を行い、住宅ローンの総返済額を圧縮しましょう。
住宅ローンの総返済額を少なくすることが、老後生活資金を少しでも多く準備することにつながります。
次のページで住宅購入にかけられる金額を見てみましょう
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