生涯賃金から考える ファミリータイプ別ライフプランシミュレーション
教育費がピークのファミリー
Bさん一家の家族構成
- Bさん(46歳)会社員、妻(44歳)パート、長男(16歳)公立高校1年、次男(13歳)公立中学1年
Bさん一家の現状と今後の予定
- 年収:
- Bさん 800万円(手取年収は約8割)妻 96万円(夫が60歳まで働く予定)
- 子供の進路:
- 長男は大学から私立に進学希望、次男は高校から私立に進学希望
- 現在の教育費:
- 年間100万円程度
- 現在の教育費以外の生活費:
- 年間348万円(月平均29万円)
- 現在の貯金:
- 2,000万円(今まで社宅のため、貯金が貯まっている)
- 学資保険:
- 満期時 200万円×2人
- 住宅購入にあたっての親からの贈与:
- 200万円
STEP1お金の流れから課題を知ろう教育費ピークファミリーの課題は、今を乗り切ること
Bさん一家の今後の収入と支出の流れはグラフの通り。住宅購入関連費用は考慮していません。
現在も教育費はかかっていますが、2人とも私学に通い出す3年後が、教育費のピーク。教育費だけで200~300万円の出費が予想されます
その他お役立ちデータ
Bさん一家の収支の特徴
- 3年後に子どもが2人とも私立に通うため、長男が大学を卒業するまでの4年間が教育費のピークに。ピンチ
- 長男が大学卒業後も、次男の教育費負担がさらに3年続く。ピンチ
- 2人の教育費が終了してから退職までの間は、収支に余裕が出てくる。
- 退職後、公的年金の支給が始まる65歳までは、収入のない期間となる。ピンチ
- 公的年金が出始めても、生活費の方が収入を上回る。ピンチ
Bさん一家のピンチ! 克服のヒント
- 長男大学入学後から続く教育費がピークの期に備えて、今のうちに他の支出で抑えられるものは抑えておくように家計の見直しをしましょう。
- 教育費ピークの間は、単年度収支がマイナスになることは仕方のないことです。貯蓄の取り崩しにはあまり神経質にならないようにしましょう。
住宅を購入する場合でも、この期間を乗り切るための資金は手元に残しておくことが必要です。無理して頭金に回すのはNG。
次のページで住宅購入にかけられる金額を見てみましょう
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