生涯賃金から考える ファミリータイプ別ライフプランシミュレーション
50代リタイア前のファミリー
Cさん一家の家族構成
- Cさん(53歳)会社員、妻(50歳)パート
Cさん一家の現状と今後の予定
- 年収:
- 年収 980万円(手取年収は約8割)妻(50歳、パート、年収96万円、60歳まで働く予定)
- 現在の教育費以外の生活費:
- 年間369万円(月平均約31万円)
- 現在の貯金:
- 800万円
- 現在の住宅の売却額:
- 2,800万円(ローン残高 1,000万円)
- 現在は郊外で、広めのマンション住まい
- 長男は独立。次男も2年後には独立するので、その後、夫婦2人の住まいを都心に持ちたい
STEP1お金の流れから課題を知ろう50代リタイア前ファミリーの課題は、老後を見据えること
それでは、Cさんの今後の収入と支出(住宅費を除く)の流れを見てみましょう
その他お役立ちデータ
Cさん一家の収支の特徴
- 教育費のピークは終了し、2年後には教育費の支出が完全に終わる。
- 次男大学卒業後は、余裕ある収支。
- ただし、余裕ある期間は定年退職までの6年間のみ。ピンチ
- 退職後、公的年金の支給が始まる65歳までは、収入のない期間となる。ピンチ
- 公的年金が出始めても、生活費の方が収入を上回る。ピンチ
Cさん一家のピンチ! 克服のヒント
- 住宅ローンの総支出金額が、直接老後の生活資金に影響するので、返せる額ではなく、老後にいくら残すのかを見据えた上で借入額を決めることが重要です。
- 次男が大学卒業後は、積極的に繰上返済をし、支払総額を圧縮します。支払総額を抑えるほど、老後生活資金をその分多く残せます。
老後を考えずに借り入れしてしまうと、老後生活資金がショートしてしまう可能性があります。
次のページで住宅購入にかけられる金額を見てみましょう
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