オフィスマーケットレポート(2026年7月)
【福岡市】

支店長の視点

博多駅前エリアの再開発「博多新三井ビル建替計画」は、福岡市の2つの容積率緩和制度「博多コネクティッドボーナス」「グリーンボーナス」の同時認定を初めて取得したと発表された。博多駅と地下で直結する抜群の立地で、地上13階・地下2階建ての大規模ビルとなる。2028年の竣工を予定するが、既に多くのテナントから引き合いを集めている模様だ。
(基準日:2026年6月30日)


※空室率: 貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率: 貸付総面積に対する「募集面積」の割合。既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集面積の合計
※統計開始: 1995年1月1日

Ⅰ.空室率

前月から大幅な上昇。「天神」は前月比プラス1.8ポイント

空室率は前月比プラス0.72ポイントの4.50%と、前月から大幅に上昇した。複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したことが主な上昇要因だが、商談中の募集床も多く、今後は空室消化が進むとみられる。エリア別では「天神」が前月比プラス1.8ポイントと大幅に上昇した。潜在空室率は前月比プラス0.63ポイントの6.24%となった。
幅広い業種でオフィス需要は旺盛で、新築ビルへのテナントの注目度は引き続き高い。

【図表1】空室率&潜在空室率(全規模)
202607_08_fko_image01.jpg
【資料1】規模別空室率
202607_08_fko_image02.jpg

Ⅱ.募集賃料

6ヵ月連続の上昇。2000年以降の最高値更新が継続

募集賃料は前月比プラス156円/坪の16,383円/坪と、6ヵ月連続の上昇となった。賃料は2000年以降の最高値更新が継続している。

【図表2】募集賃料&募集面積(全規模)
202607_08_fko_image03.jpg
【資料2】主要エリア空室率(全規模)
202607_08_fko_image04.jpg

Ⅲ.エリア別募集賃料(円/坪) 

202607_08_fko_image05.jpg
202607_08_fko_image06.jpg
※規模
(1フロア面積)
・大規模(200坪以上)
・大型(100坪以上200坪未満)
・中型(50坪以上100坪未満)
・小型(20坪以上50坪未満)

※「-」は、調査時点においてテナント募集を行ったビルが少なかったため、適正データが算出できなかったエリアです。

Ⅳ.空室率の推移(6大都市 大規模ビル)

202607_08_fko_image07.jpg

Ⅴ.募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)

202607_08_fko_image08.jpg

※募集賃料:共益費込
※外税表示

提供:三幸エステート株式会社(福岡支店)

会社HP:https://www.sanko-e.co.jp/
当レポートは情報提供を目的とし、情報の正確性に十分配慮して作成されておりますが、その内容を保証するものではありません。使用にあたっては貴社の責任と判断にてお願い致します。

ページ上部へ