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住宅地価INDEX 2026年第1四半期(関西圏)

関西圏の住宅地価INDEXは11四半期連続で上昇
大阪市内、京都府が上昇を牽引
関西圏の変動率は+1.3%で、2023年第3四半期以降、11四半期連続で上昇しました。調査地点の動きをみると、値上がり地点は前回と変わらず13地点で、引き続き幅広いエリアで値上がりが続いています。
野村不動産ソリューションズ 「住宅地価INDEX」の概要
- 「住宅地価INDEX」は、弊社独自の地価調査を指数化し、作成したものです。
- 1989年7月よりスタートし、各店舗の営業エリアにおいて調査地点を選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定しています。また対象エリアは首都圏、関西圏、名古屋の住宅地および商業地で、239の調査地点を設定しています(関西圏住宅地の調査地点数は42)。
- 調査地点数が必ずしも充分といえないこと、及び地域の網羅性に一部偏りがみられること等により、調査の結果得られた平均価格変動率が、地域の価格動向を必ずしも正確に表しているとは限りませんのでご了承下さい。
Ⅰ.大阪府(25地点)
【大阪市内】
変動率は+2.0% (前回+4.2%)と上昇率は縮小しましたが、14四半期連続の上昇となりました。
調査地点の動向をみると、都島(都島区)・福島(福島区)・桃谷(天王寺区)・緑橋(城東区)・昭和町(阿倍野区)・帝塚山(住吉区)と、市内の幅広いエリアにおいて価格の高騰が続いています。桃谷は高級住宅街として名高い真法院町に所在します。徒歩圏内に名門校や病院が集積するため、教育熱心な子育て世代の移住の増加に加え、転出する高齢者が少ないなど人気が高く、地価が上昇しています。福島(福島区)では、「うめきた2期地区開発プロジェクト」が推進されており、生活利便性の向上に伴い、地価上昇が継続しています。
【北摂】
変動率は±0%(前回+2.7%)で、横ばいとなりました。
調査地点の動向をみると、豊中(豊中市)・石橋(池田市)・桜井(箕面市)の地点で上昇から横ばいに転じており、北摂エリア全ての地点において横ばいとなりました。大阪中心部へのアクセスに優れており、安定したマーケットを維持しています。
【京阪】
変動率は±0%(前回±0%)と、全ての地点で横ばいが続いています。
【南大阪】
変動率は+0.3%(前回±0%)で、横ばい傾向が続いています。
※カッコ内は対前四半期比(各調査ポイントの対前四半期変動率を地域毎に平均した数字)
※INDEXは小数第2位以下を四捨五入しています。
Ⅱ.兵庫県(13地点)
阪神間の変動率は+1.0%(前回+0.5%)と15四半期連続の上昇となり、安定したマーケットを維持しています。調査地点の動向をみると、塚口・尼崎(尼崎市)、大蔵谷(明石市)の地点で上昇となりました。
尼崎は、大阪都心部や神戸市への交通アクセスおよび住環境に優れており、周辺都市からの流入も多くみられ、年間15%近く価格が上昇しています。また、尼崎駅周辺の開発が進み、ショッピングモールや大規模マンションが増えたことで流入が増加しています。旺盛な購入ニーズに対して供給が少なく、地価上昇に影響しています。
※カッコ内は対前四半期比(各調査ポイントの対前四半期変動率を地域毎に平均した数字)
※INDEXは小数第2位以下を四捨五入しています。
Ⅲ.京都府(4地点)
京都の変動率は+4.3%(前回+3.2%)と引き続き大幅な上昇が継続し、7四半期連続の上昇となりました。調査地点の動向を見ると、出町柳・北山(左京区)など、四条烏丸や京都駅へのアクセスが良好で住宅地として人気のエリアは、価格上昇が継続しています。北山では、公園型複合施設「Re.Nova北山」がオープンし、住環境がさらに整備され、需要が増加しています。
※カッコ内は対前四半期比(各調査ポイントの対前四半期変動率を地域毎に平均した数字)
※INDEXは小数第2位以下を四捨五入しています。
Ⅳ.図表:住宅地価INDEX 推移グラフ
※2000年1月を100
※関西圏エリア平均の平均値・3か月毎
※1990年4月を100各調査地点の詳細については、「住宅地地価相場表」をご覧ください。
提供:リサーチ・コンサルティング部
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