オフィスマーケットレポート(2026年1月)
【福岡市】

支店長の視点

2026年の新規供給は約2.1万坪で、1万坪を超える大量供給は7年連続となる。今年は3棟の大規模ビルが竣工予定だが、賃貸条件と立地等のバランスが良好な物件を中心にテナント誘致が進んでいる。また、新築ビルに移転したテナントによる二次空室も足元では低水準に止まっている。そのため、新築ビルの竣工で空室率が一時的に上昇する可能性はあるものの、需給バランスが大きく緩む兆しは見られない。
(基準日:2025年12月31日)


※空室率: 貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率: 貸付総面積に対する「募集面積」の割合。既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集面積の合計
※統計開始: 1995年1月1日

Ⅰ.空室率

3ヵ月連続で低下。「大型」は2022年2月以来の2%台

空室率は前月比マイナス0.28ポイントの4.05%と3ヵ月連続で低下した。新築ビルを中心に空室消化が進み、主な低下要因となっている。規模別では「大型」が2022年2月以来の2%台に低下した。潜在空室率は前月比マイナス0.12ポイントの5.73%だった。
オフィス需要は拡張やビルグレード改善等の前向きな移転が中心であり、引き続き活発な状況となっている。

【図表1】空室率&潜在空室率(全規模)
202601_08_fko_image01.jpg
【資料1】規模別空室率
202601_08_fko_image02.jpg

Ⅱ.募集賃料

前月からわずかに下落も。募集条件を従前よりも引き上げる動き

募集賃料は前月比マイナス10円の15,640円/坪となった。前月からわずかに下落したものの、既存ビルでは品薄感が漂っていることから、募集条件を従前よりも引き上げる動きが強まっている。

【図表2】募集賃料&募集面積(全規模)
202601_08_fko_image03.jpg
【資料2】主要エリア空室率(全規模)
202601_08_fko_image04.jpg

Ⅲ.エリア別募集賃料(円/坪) 

202601_08_fko_image05.jpg
202601_08_fko_image06.jpg
※規模
(1フロア面積)
・大規模(200坪以上)
・大型(100坪以上200坪未満)
・中型(50坪以上100坪未満)
・小型(20坪以上50坪未満)

※「-」は、調査時点においてテナント募集を行ったビルが少なかったため、適正データが算出できなかったエリアです。

Ⅳ.空室率の推移(6大都市 大規模ビル)

202601_08_fko_image07.jpg

Ⅴ.募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)

202601_08_fko_image08.jpg

※募集賃料:共益費込
※外税表示

提供:三幸エステート株式会社(福岡支店)

会社HP:https://www.sanko-e.co.jp/
当レポートは情報提供を目的とし、情報の正確性に十分配慮して作成されておりますが、その内容を保証するものではありません。使用にあたっては貴社の責任と判断にてお願い致します。

企業不動産に関するお悩み・ご相談はこちらから

関連記事

ページ上部へ