オフィスマーケットレポート(2026年8月)
【大阪市 大規模ビル】

支店長の視点

来年、再来年の新規供給は低水準に止まる見込みで品薄感が強い一方、オフィス需要は活発な状況が続いている。特に大口テナントにとっては選択肢が限定的になっており、当初の希望エリアを広げて移転を検討するケースが多い。そのため、まとまった面積の募集床を抱える好立地の既存ビルには、テナントの引き合いが集中している。
(基準日:2026年7月31日)


※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※空室率: 貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率: 貸付総面積に対する「募集面積」の割合。既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集面積の合計
※統計開始日: 2000年1月1日

Ⅰ.空室率

7ヵ月ぶりの上昇。「中央区」は前年比プラス0.6ポイント

空室率は前月比プラス0.27ポイントの2.24%と、7ヵ月ぶりの上昇となった。新築ビルが空室を抱えて竣工したことが上昇要因となっているが、商談中の募集床が多いことから、今後は空室消化が進むとみられる。エリア別では「中央区」が前月から0.6ポイントの大幅な上昇となった。潜在空室率は前月比プラス0.20ポイントの3.97%だった。
テナントの移転に向けた動きは、引き続き拡張等の前向きな動きが中心となっている。

【図表1】空室率&潜在空室率
202608_05_osk_image01.jpg
【資料1】規模別空室率
202608_05_osk_image02.jpg

Ⅱ.募集賃料

10ヵ月連続で上昇。2000年以降の最高値更新が継続

募集賃料は前月比プラス174円/坪の21,095円/坪となった。賃料は10ヵ月連続で上昇し、2000年以降の最高値更新が継続している。

【図表2】募集賃料&募集面積
202608_05_osk_image03.jpg
【資料2】主要3区 空室率
202608_05_osk_image04.jpg

Ⅲ.エリア別募集賃料(円/坪) 

202608_05_osk_image05.jpg
202608_05_osk_image06.jpg
※規模
(1フロア面積)
・大規模(200坪以上)
・大型(100坪以上200坪未満)
・中型(50坪以上100坪未満)
・小型(20坪以上50坪未満)

※「-」は、調査時点においてテナント募集を行ったビルが少なかったため、適正データが算出できなかったエリアです。

Ⅳ.空室率の推移(6大都市 大規模ビル)

202608_05_osk_image07.jpg

Ⅴ.募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)

202608_05_osk_image08.jpg

※募集賃料:共益費込
※外税表示

提供:三幸エステート株式会社(大阪支店)

会社HP:https://www.sanko-e.co.jp/
当レポートは情報提供を目的とし、情報の正確性に十分配慮して作成されておりますが、その内容を保証するものではありません。使用にあたっては貴社の責任と判断にてお願い致します。

ページ上部へ