
月首都圏前月比+1.6%の7,032万円、都心部では僅かながら2ヵ月連続のマイナス
近畿圏は大阪エリアの強含みで10ヵ月連続のプラス中部圏は連続上昇で直近のピークに迫る
2026年3月の首都圏中古マンション価格は、全域での強含みや東京都での事例シェア拡大などが引き続き影響して、前月比+1.6%の7,032万円と20ヵ月連続で上昇した。
都県別で見ると、東京都では+0.8%の10,810万円と23ヵ月連続でプラスを示したが、前月比・前年同月比の上昇率はともに縮小。神奈川県(+2.7%、4,282万円)や千葉県(+0.9%、2,920万円)も上昇傾向で推移し、神奈川県に至っては前年同月比が二桁プラスとなっている。一方、埼玉県(-0.1%、3,166万円)では昨年8月からの連続上昇が一服した。
近畿圏平均は大阪エリアの強含みによって、前月比+0.6%の3,452万円と10ヵ月連続で上昇した。大阪府では+1.1%の4,146万円と10ヵ月連続で上昇した。一方、兵庫県では横ばいの2,581万円となったが、昨年8月以降の上昇基調は維持している。
中部圏平均は前月比+1.0%の2,342万円、愛知県では+0.3%の2,461万円とそれぞれ引き続き上昇したが、直近のピークには僅かに届かなかった。

首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比+0.6%の12,425万円と23ヵ月連続で上昇した。
正味トレンド自体は引き続き堅調であるものの、都心部に加えて周辺エリアでも流通戸数が増加し価格改定シェアも拡大に転じるなどの"渋さ"が出始めている。
また、横浜市(+2.1%、4,625万円)や千葉市(+0.6%、2,763万円)でも上昇傾向を維持したのに対して、さいたま市ではやや築年数が進んだこともあり-0.5%の4,119万円と2ヵ月連続で下落している。
近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比+1.5%の6,124万円と16ヵ月連続で上昇した。依然として上昇傾向で推移しているものの、前月比の上昇率はやや縮小した。一方、神戸市では平均築年数がやや進んだこともあり、-0.5%の2,806万円と5ヵ月ぶりに下落した。
名古屋市では、前月比-0.1%の2,935万円と僅かながら2ヵ月ぶりに下落した。3千万円台を目前に上値が重い展開で、前年同月比の上昇率は2%を割り込んできている。

都心6区は前月比-0.2%の18,732万円と僅かながら2ヵ月連続で下落した。水面下では価格改定シェアが44.3%と2023年3月に記録した直近のピーク(44.8%)に迫ってきている。
城南・城西エリアでは平均築年数の若返りもあり比較的大きく上昇した。大阪市中心部は+1.6%の9,303万円と3ヵ月連続で上昇、ただし流通戸数・価格改定シェアともに上振れが継続している点には注意が必要である。
名古屋市中心部では概ね横ばいの4,067万円となったが、緩やかながら着実に水準が押し上がってきている。

東京23区

※「流通戸数」とは正味の在庫数であり、同月・同一住戸での重複事例を除外して算出しているため、これらを累計して算出する流通事例数を概して下回る。
※「価格改定シェア」とは、各月での中古マンション継続流通戸数(=総計から新規分を差し引いたもの)のうち、直近 3 ヵ月間において一度でも値下げを行った住戸の割合である。また、これら住戸において当該期間で最も高い売出価格と最も安い売出価格から「値下げ率」を算出している。
大阪市

※「流通戸数」とは正味の在庫数であり、同月・同一住戸での重複事例を除外して算出しているため、これらを累計して算出する流通事例数を概して下回る。
※「価格改定シェア」とは、各月での中古マンション継続流通戸数(=総計から新規分を差し引いたもの)のうち、直近 3 ヵ月間において一度でも値下げを行った住戸の割合である。また、これら住戸において当該期間で最も高い売出価格と最も安い売出価格から「値下げ率」を算出している。
名古屋市

※「流通戸数」とは正味の在庫数であり、同月・同一住戸での重複事例を除外して算出しているため、これらを累計して算出する流通事例数を概して下回る。
※「価格改定シェア」とは、各月での中古マンション継続流通戸数(=総計から新規分を差し引いたもの)のうち、直近 3 ヵ月間において一度でも値下げを行った住戸の割合である。また、これら住戸において当該期間で最も高い売出価格と最も安い売出価格から「値下げ率」を算出している。
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