月齢カレンダーで月の満ち欠けを観察しよう!
月齢カレンダーの使い方
月齢には、月がまったく見えない新月から、満ちて丸くなる満月、そこから欠けて新月へと戻るサイクルがあります。
このサイクルをカレンダーにし、月の満ち欠けを楽しむために月齢カレンダーがあります。
月の満ち欠けは、地球や人と深く関係していると言われ、身体の調子を左右しているとも言われます。
例えば、新月は何か新しいことを始めるのによかったり、満月は物事が成就しやすかったりするほか、極端に調子が悪くなったりと、さまざまな変化が月と連動して起こるとも言われています。これらを意識して過ごしてみると、楽しい発見があるかもしれません。ぜひ、月齢カレンダーで自分の状態を確かめてください。
旧暦とは
現在、使用しているカレンダーを「新暦」とした、以前に使われていたもののこと。
「新暦」は明治6年頃に導入。現在のものは太陽暦であるのに対し、「旧暦」は太陰太陽暦」というもの。
旧暦の面白いところは「月の満ち欠けを基準」に作られていることです。新月から三日月、半月、満月と満ち、やがて欠けていき新月へ戻る。この周期が29.5日とされています。
月齢とは
月齢とは月の満ち欠けの状態を知るための目安です。新月の瞬間から何日経過したのかを表しています。新月を0として翌日を1、翌々日を2としながら、数を増やしていきます。
月齢の小数は、ある時刻での新月の瞬間から数えた経過日数の端数です。例えば、新月が正午ではなく、21時などになった場合につきます。2日目の正午までには15時間経過することになるので、これを日に換算すると15時間÷24時間=0.625となります。
四捨五入すると0.6となり、2日を0.6、以後は3日を1.6、4日を2.6としていきます。
- 新月
太陽と月と地球が一直線上に並び、肉眼では見えない状態。 - 三日月
弓や剣など、別名が多く、若月とも言われます。 - 上弦
月が満ちていくときの半月です。 - 十三夜
満月に次いで美しいとされる月。これからまさに満ちていく状態。 - 満月
十五夜とも呼び、月がもっとも丸い状態の月です。 - 更待月
夜も更けてから月があがってくる、という意味の月。 - 下弦
月が欠けていくときの半月です。 - 二十六夜
三日月をちょうど反転させた形の月です。
- 2013年 9月
- 2013年 10月