月向農園・月向雅彦さんオススメ! 梅の簡単レシピ
梅を育てている月向農園さんが、家族とよく食べる「梅料理」には、梅の美味しさを最大限に引き出す、産地ならではのアイデアが盛りだくさんです。お聞きしたレシピを作ってみました。
かまぼこの梅肉サンド切れ目を入れたかまぼこに梅肉をはさむだけの酒の肴にもピッタリな一品です。種を取った梅肉だけでもいいですが、梅肉にかつお節や刻んだしそを混ぜれば、梅のすっぱさが苦手な人も食べやすくなります。
梅干とネギのおにぎりご飯に梅肉を細かく刻んだものとネギを混ぜて作ったおにぎり。梅干のすっぱさとネギの風味が相性ピッタリなおにぎりは、初夏のピクニックにぜひ。アレンジするなら天かすを加えると香ばしくなってさらにおいしくなります。
梅とツナのチャーハン梅肉2個を細かく刻んだものとツナ缶のツナ、刻んだネギを混ぜて作ったチャーハンは、梅のすっぱさとツナの美味しさ、ネギの辛さが相まって、食欲倍増間違いなし! お好みで梅の量は調節して我が家流の梅チャーハンを楽しんでみてください。
梅干とマヨネーズのトースト意外と相性がいいのが、梅干とトーストの組み合わせ。トーストの上に種を取った梅干とマヨネーズをまぜて、のせて、焼くだけ。マヨネーズが梅のすっぱさをほどよく中和するので、さっぱりと食べやすくなります。小さなお子さんも大喜びの味!








その昔、お酢の代わりに「梅酢」が調味料に使われていたことから「塩梅」という言葉は料理用語として使われていましたが、今ではちょうどいい味の具合を「いい塩梅」と言われるように幅広く使われるようになりました。
「松竹梅」とは3つの等級を表す場合によく使われますが、実際はそうではなくそれぞれに意味があったのです。中国では古来より梅は寒さの中でどの花にも先がけて花を咲かせることから縁起の良いものとして日本にも伝えられました。
梅は、煮ても焼いても酸っぱいことから、頑固で変わらない性質や頑張り屋のことを「梅根性」といい、「柿根性」とは渋柿が干し柿にすると甘くなることから、いっけん頑固そうに見えても変わりやすい性格のことをたとえて言います。










