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梅で健康生活

梅は昔から梅があると医者知らず」と言われ続けてきた健康機能食品のひとつです。
梅のもつクエン酸は殺菌作用を持ち、身体にいいとか、胃腸や肝臓を丈夫にする、老化を防ぎ美しさを保つなど、すばらしい作用を持っているといわれます。そうした梅の効用を梅の産地みなべ町役場うめ課では科学的に立証し、特許を取得。それを紹介します。

梅パワーでどんどん元気になる!

1,血液をきれいにたもつ

  • 1,ストレスや食べ過ぎで弱った胃腸を元気にしてくれます!
    梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果をもつ物質が含まれているからです。
    (特許番号:第4081678号)
  • 2,肥満や高血圧、糖尿病などを引き起こす血糖値の上昇に働きかけてくれます。
    血糖値の上昇や肥満などに関連する酵素(α―グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれているからです。
    (特許番号:44034567号)

健康食品「梅」の中で万能薬とも言われる梅肉エキス!

【材料・用意するもの】
青梅(若くて青く固いもの)
おろし器(陶器製かセラミック製)
ボール(ガラス製かホーロー製)
もめんの布
鍋(土鍋かホーロー製)
木じゃくし
殺菌した保存容器

梅肉エキスを作ってみませんか?

梅の有効成分の固まりとも言われる梅肉エキス。これは青梅の絞り汁だけを煮詰めて作る梅の濃縮エキスです。強烈にすっぱいのですが、塩分をまったく含んでいないすぐれものです。その上鉄分作用が生梅の7倍以上あり、貧血症の改善に役立つと言われています。

梅肉エキスは、そのままでも、お湯とはちみつで割ってジュースにしてもOK。しょうゆを加えて常備しておけば、手軽に使える調味料にもなります。

  1. 1.青梅は、丁寧に水で洗い、水気を充分にきっておく。おろし器で、青梅の果肉を皮付きのまますりおろす。
    1.青梅は、丁寧に水で洗い、水気を充分にきっておく。おろし器で、青梅の果肉を皮付きのまますりおろす。
  2. 2.もめんの布に、すりおろした果肉を入れ、汁をしぼる。
    2.もめんの布に、すりおろした果肉を入れ、汁をしぼる。
  3. 3.梅のしぼり汁を、鍋に移し、火にかける。最初は弱めの中火にかけ、全体が温まってきたら弱火にして、加熱する。
    3.梅のしぼり汁を、鍋に移し、火にかける。最初は弱めの中火にかけ、全体が温まってきたら弱火にして、加熱する。
  4. 4.黄色いアクを、丁寧にすくいとり、時々、木じゃくしで混ぜながら弱火でじっくり煮詰める。表面に光沢が生まれ、黒くトロリとして、 木じゃくしでスジがひけるようになったら火を止める。
    4.黄色いアクを、丁寧にすくいとり、時々、木じゃくしで混ぜながら弱火でじっくり煮詰める。
    表面に光沢が生まれ、黒くトロリとして、 木じゃくしでスジがひけるようになったら火を止める。
  5. あら熱がとれたら、保存容器に入れる。常温で長期間保存できるのでとっても便利ですよ!
    1日1杯飲むだけで体質改善に役立ちます。
    今回取材先の月向雅彦さんが毎晩飲んでいる『梅肉エキスのお湯割り』。
    「朝起きた時の感じが違います。ぜひみなさんも試してみて下さい」。

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