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23区10月マンション、平均1.5億円台

2025年12月03日

不動産経済研究所が集計した東京23区の10月の新築分譲マンションの需給動向によると、供給戸数は535戸と前年10月の816戸よりも減った。ただ平均価格は1億5313万円と前年同月実績に比べ2千万円以上高い。

今年5月以降、6カ月続けて1億円台に乗った。乃木坂や品川などの高額住戸が平均価格を押し上げた。m2当たりの単価は252.5万円と6カ月続けて上昇した。初月契約率は70.8%だった。

多くの反響が集まることが多い1期販売の事例は6物件(110戸)と、前年同期の7物件、575戸に比べても少ない。昨年10月に豊海や中野などでまとまった戸数が売られ、その反動減が生じた面もある。

10月の供給戸数535戸の価格帯別内訳をみると、1億円台が187戸(前年同月404戸)、2億円台が47戸(44戸)、3億円以上は39戸(26戸)。3億円以上の住戸がやや増えたが、1億円台は大幅に減った。

販売在庫は1930戸と、前月実績の2030戸、前年同月の2046戸と比べやや減っている。

(提供:日刊不動産経済通信)

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