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23区5月マンション、平均1.4億円に
2025年06月30日

不動産経済研究所が調べた東京23区における5月の新築分譲マンションの需給動向によると、供給戸数は461戸と前年5月の600戸に対し2割以上減った。
高額物件の期分け販売が多く、平均価格は1億4049万円と前年同月比で3割以上高まった。ただ多くの反響が集まりやすい1期販売の事例が6物件(143戸)と少なく、初月契約率は57.0%と低調だった。
平均価格は4月に9000万円と12カ月ぶりに1億円を割ったが、5月は再び1億円台に上昇した。
千代田区の二番町や月島、池袋、大岡山などで高価格帯の物件が複数売られたのが一因だ。5月の総戸数461戸の内訳を価格帯別にみると、1億円以上が165戸と前年同月の143戸よりも多い。
2億円台は59戸(前年同月49戸)、3億円以上は29戸(4戸)といずれも増加した。
販売在庫は前年同月の2151戸に対し1989戸と減り、新築の供給が細るなか在庫の消化が進んでいる実態が浮かんだ。
(提供:日刊不動産経済通信)


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