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色の組み合わせでトータルコーディネート

人には好きな色や似合う色、フィーリングに合う色など、それぞれに心地いいと思う色があります。色の持つ意味や自分好みの色の組み合わせをみつければ、理想の部屋へぐっと近づけるはずです。充実した毎日を色の魔法で演出してみましょう。

色の組み合わせ方の基本

色の持つパワーを知って、模様替えに役立てよう

色相とは色みの違いを表したもの。赤から橙、黄、黄緑、緑……とグラデーションになっています。隣り合った似た色を同系色、真逆にある色を補色といいます。コーディネートするときに役立ててください。

白

空間を広く感じさせ、リセットして新しいスタートを決意させる色。汚してはいけないと思わせる効果も。

黒

落ち着きや威厳、高級感が出る色。負のイメージを抱きやすい色であるも、自己主張を強くする色でもあります。

灰

白と黒の配合で様々な灰色がある調和の色。穏やかで控えめな印象を出し、落ち着いた雰囲気を与えます。

赤

エネルギーを表す動きを感じさせ、アクティブな印象の色。気持ちを前向きにさせたり暖かく感じさせたります。

青

海や空を連想させ、好感度が高い色。集中力を高めたり、興奮を抑えて睡眠を促します。また、食欲を減退させることも。

緑

安心や安定、調和を表す色。心と体の疲れを癒したり、リラックス効果があります。目にも優しい色です。

黄

人に喜びを与える色。集中力を発揮させ、判断力アップのほか、記憶力を高めたり、気分が明るくなる効果もあります。

橙

開放的な印象を与える色。食欲アップやプレッシャーを和らげます。また、整理整頓ができる色でもあります。

桃

優しい印象を持つ色。幸せ・優しい気持ちにさせてくれたり、緊張を和らげることも。若く見せる効果もあります。

紫

感性を鋭くし、インスピレーションを高める色。想像力をアップさせるほか、緊張や不安を癒してくれることも。

茶

目立たず調和する色。気持ちに安定を与え、緊張を緩和。暖かみを感じさせ、物事を継続させる力も。

金

豊かさを表し、存在感の強い色。自分に対して自信を持てるようになり、意欲的な気分にさせてくれます。

銀

上品な印象を与える色。気持ちをすっきりさせたり、リラックスさせてくれる効果があります。

色カラーhttp://iro-color.com/

お部屋で実践! 色を組み合わせてみよう

色の持つパワーをうまく利用してコーディネートしてみましょう。

初心者におすすめ! 類似色の組合わせ

初心者におすすめ! 類似色の組合わせ

グリーン系、紺とブルーなど類似した色の組み合わせは、コーディネートに失敗が少ないので、おすすめです。

補色の組み合わせで空間にリズムを!

補色の組み合わせで空間にリズムを!

緑と紫、オレンジと青というように、色相環で反対側にある色を組み合わせることで、鮮やかなコントラストがきいたインテリアになります。

同系色にトーンの違う家具を合わせてみよう!

同系色にトーンの違う家具を合わせてみよう!

同系色でまとめることで、色の数が多く感じることもなく、スッキリとした印象になります。トーンの違う家具でもばっちりとけこみます。

色もトーンも変化させた上級者コーディネート

色もトーンも変化させた上級者コーディネート

大変難しいコーディネートで、上級者向け。色相もトーンも変えると個性的で斬新な印象のインテリアになりますが、センスの良し悪しが出てきます。

心地良い、家の知恵、ココチエ http://kokochie.jp/

配色パターンでわかる色のイメージ

色の組み合わせで部屋の印象はだいぶ変わります。配色パターンを見本に、コーディネートに役立ててください。

元気で楽しい
気分がアップする暖色系の色を中心に配色すると、元気・楽しいというようなイメージになります。太陽光をイメージさせるオレンジや黄色から黄緑を選ぶとベスト。
キュート
キュートはかわいいと同じ意味を持つ言葉ですが、「かわいい」という中でも、主に女性に対して使われることが多いもの。キュートさを演出したいなら、ピンク系統の明清色を中心に選ぶといいでしょう。
エレガント
紫系統の色は自然にある割合が低いことなどから、とても高価な色として見られてきました。紫系統のダークトーンで、コントラストの低い配色はエレガントな印象を与え、赤みのある紫には、女性的な優雅さがあります。
ナチュラルハーモニー
自然をイメージする配色を「ナチュラル配色」といい、海や山など様々な色な組み合わせがあります。同じ色でも日が当たっている部分は黄、陰は青みを帯びて見えます。
自然
「ナチュラルハーモニー」より自然を強調したい時には、自然界の素材の持っている色、「アースカラー」を組み合わせることで、落ち着きのある自然な配色ができます。
日本的
日本には四季の表情があり、季節ごとに自然の色を組み合わせ服飾などに取り入れてきました。日本の伝統色は、彩度の低いものが多く、これは詫び・寂びの文化を表しています。
エスニック
アジアの民族的な配色は、ビビッドトーンよりも彩度の低いストロングトーンが中心に使われています。赤などの強い色合いのものが多くみられ、仏教の国での僧侶の衣服などにも使われています。
アンティーク
アンティークな配色は、ライトグレイッシュトーンやソフトトーンなど濁色系が中心に使われています。

出典:『配色アイデア見本帳』MDNコーポレーション

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