片付けがどんどん楽しくなる技って本当に身に付くんだろうかと思っているあなたに朗報!です。今からご紹介する3つのポイントを知れば収納上手に変身できます。
整理整頓の本当の意味
よく収納本に「整理整頓」「片付け」というキーワードがありますが、これらの本当の意味や違いをご存知でしょうか。
「整理整頓」の整理とは、「無駄なものや不要なものを処分すること。乱れた状態にあるものを目的別に分類すること」という意味。さらに、整頓とは「ものを取り出すとき、しまうときのことを第一に考えて、分類したものを整え、美しく収納すること」とあります。
「片付け」とは、「散らかっているものをきちんとした状態にすること」ですから、きれいに片付けをするためには、まず、ものをきちんと整理(分類)することが先決です。
動線とリンクした収納法
収納は、引き出しや棚の中をかごや箱で区分けして、ものを出し入れしやすくすれば完璧と思っていませんか? 寝室や子供部屋はそれでOKでも、ものや作業の多いキッチンとなると話は別。
家事や暮らしの動き(生活動線)に合わせて家具や収納場所を工夫することがポイントです。 例えば、狭いキッチンに食器棚が置けずにダイニングに置くケースはよくあること。生活動線を考えると、キッチンで洗った食器をダイニングまで持っていくのはかなり面倒です。
結局キッチンに食器を置きっぱなしになるくらいなら、キッチンに置けるサイズの家具やBOXに変える工夫をしたいもの。作業がスムーズになるように収納場所を整えると、毎日の家事の効率もぐんとアップ。片付けやすい環境づくりにもつながり一石二鳥です!
固定観念を捨てたスペース活用術
住まいの空間プロデューサーの安東英子さんは、収納のしやすさや生活の快適さを追求するには、固定観念を捨てることが大事、とお話してくれました。
「壁面に棚をはめ込んで食器を収納したり、使わなくなった食器棚を靴箱や衣類入れに使ったり。固定観念を捨てると、意外な発見やアイデアが浮かびます」。
どうすれば使いやすくなるのか? どこのスペースがあいてるのか? そんな目線でお部屋をチェックすることで、収納力もアップします。
部屋が片付けられない、ものがいつも散らかっていると、いったいどんなデメリットやトラブルがあるのでしょうか? 前出の安東英子さんにエピソードも交えてお聞きしました。
- トラブル1
ものがちらかっていると掃除がしにくい。 - ものがどこにあるのかもよくわからなくなり、結果、買い足しも多くなり無駄が多い。
- トラブル2
つねに散らかっているので、友人や子どもの友達を招待できない。 - 毎回、「散らかっている」とも言えず、「実家の母が来る」などバレる嘘をついて来客を断る羽目にも。
また、子どもが友達を連れてこれないなど、イジメの原因になることも。 - トラブル3
友人から借りた本などが、行方不明… - ママ友から借りた本やDVDなどが、部屋にあるたくさんのものたちに混じって行方不明に。
とうとう見つからずに買って返すことに…。 - トラブル4
汚い家はストレスの根源。家族不和の原因に。 - 汚い部屋にいつもいると、つねに落ち着かない気分になりイライラが募ります。ちょっとしたことでも喧嘩をするようになり、いいことなし!
- トラブル5
プチゴミ屋敷と化した成れの果て…? - ほこりだらけの床や階段、汚いトイレ、賞味期限の切れた食品でいっぱいの冷蔵庫、物置とした思えない部屋の数々…。精神的にも健康的にも大いに問題あり!
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