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ベランダ菜園は人生を豊かにするセラピー

自分で育てた野菜の実がなったとき、元気な野菜がいっぱい収穫できた時の達成感を思い浮かべてみてください。やりがいや生きがいが生まれ、毎日が楽しくなること間違いなしです。
でも、ベランダ菜園の良さは、それだけではありません。
ここでは、そんなベランダ菜園の意外な「しあわせ」をご紹介します。

しあわせ、その1
知らないうちに「いい運動」に!

野菜づくりは、水やりやプランターの移動、脇芽を摘んだりして指先を使うなど、意外と多くの運動をしていることに気づきます。毎日適度に運動をするので、カラダに負担がかかることはありません。
例えば、ミニトマトの脇芽を摘む作業、支柱にツルを誘引する作業、土寄せをして追肥をするなど、細かく分けると実にやることはたくさん。知らず知らずのうちにいい運動になっているのです。

宮田範子さんのベランダ菜園取材風景1

宮田範子さんのベランダ菜園取材風景2

しあわせ、その2
季節を感じながら、毎日の食事が楽しくなる!

ベランダ菜園で一番うれしいのは、なんといってもとれたての新鮮野菜が食べられること。新鮮な野菜の味は濃く、特にキュウリのみずみずしさはスーパーで売っているものは比べものになりません。
また、旬の野菜と季節はずれの野菜では栄養価が1.5~3倍も違うのだとか。ベランダ菜園をはじめると、収穫とともに季節も感じられ、毎日の食事が楽しくなります。家族のためにおいしい野菜を育てて、ごちそうをふるまうことで、みんながしあわせになれるんですね。

▲ブロッコリーやパセリは、彩がほしいときに。

しあわせ、その3
気づけば頭を使っている脳トレーニング!

気づけば頭を種をまいて、水をやり、お手入れをして収穫するという流れの中で、同時に数種類の野菜を育てていくとなると、種まきや収穫の時期が違うなど、いろいろと頭を使います。ですので、しっかりと計画をたてることが大切です。
まずは1年間、ベランダで何を育てたいか、何種類育てるか、プランターの配置をどうするか、などスケジュールと配置の見取り図を作っておきましょう。また、毎日の天候も気にするようになり、さまざまなことを考慮しながら野菜づくりをしているのです。
こうした毎日を記録する、メモするということは脳トレーニングにもなり、ココロとカラダにとってもいいことがわかります。

宮田範子さんのベランダ菜園取材風景3

▲ビニールをかぶせた手作り温室も作ってみましょう。

自家製ハーブティーでリラックス時間を演出

手間いらずですくすく育つハーブは、ベランダにあるととっても重宝します。ローズマリーやラベンダー、ミント、ローズゼラニウムなど、香りも見た目も華やかで癒されるので、ほっとくつろぎを与えてくれるでしょう。
特におすすめなのがブルーマーロウというハーブです。種まきは春と秋、苗の植えつけは春に行い、5月下旬~6月に次々と紫色の美しい花を咲かせてくれます。
この花をハーブティーにしたものを「夜明けのハーブティー」と呼びます。お湯を注いだときは深い青色なのですが、レモンなどの酸味を加えるとピンク色になるのです。
子どもや友人を招いたときや、くつろぎの時間にステキな演出で癒されてみませんか?

自家製ハーブティーでリラックス時間を演出のイメージ

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