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25年上半期のマンション市場動向・近畿圏

2025年07月18日

近畿圏(2府4県)の25年上半期の新築分譲マンションの発売戸数は、前年同期比10.2%増の7063戸で、10年連続で1万戸を下回った。

平均初月契約率は前年同期比3.0ポイントアップの77.1%で、上半期としては2年連続で好調ラインの70%を上回った。

エリア別の発売戸数は、大阪市部が前年同期比20.1%増の2400戸、大阪府下が25.4%減の1485戸、神戸市部が7.5%増の575戸、兵庫県下が87.3%増の955戸、京都市部が43.9%増の1327戸、京都府下が66.7%減の34戸、奈良県が48.3%増の89戸、滋賀県が7.0%増の198戸。和歌山での発売はなかった。大阪府下、京都府下、和歌山県以外のエリアで増加となった。

平均価格は前年同期比11.3%ダウンの5158万円、m2単価は1.9%アップの96.0万円で、価格は8年ぶりの下落、単価は8年連続の上昇。m2単価は上半期としては1973年の調査開始以降の最高値を5年連続で更新。

下半期の発売は約8400戸を予測しており、年間では1万5500戸程度を見込んでいる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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