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住宅金融支援機構、住宅ローン金利変動型が8割継続

2025年07月07日

住宅金融支援機構は、住宅ローン利用者調査(25年4月)の結果を公表した。

利用した住宅ローンの借入金利は「年0.5%超~年1.0%以下」が45.2%で最も多く、返済期間は「30年超~35年以内」が45.8%で最多となった。

金利タイプは変動型が79%、固定期間選択型が12.2%、全期間固定型が8.8%。それぞれ前回調査(24年10月)より変動型は+1.6ポイント、固定期間選択型は+1.3ポイント、全期間固定型は△0.2ポイントとなった。

今後1年間の住宅ローン金利の見通しは「現状より上昇する」の回答が65.7%となり、前回調査から+2.8ポイント増加した。

将来、金利上昇で毎月の返済額が増加した場合の対応は、月1万円増加の場合では「返済継続」が62.9%、繰上返済または借換えが16%。月3万円増加になると、「返済継続」は24.6%に減少、繰上返済または借換えは41.7%に増加した。

調査は24年10月~25年3月までに住宅ローンの借入れをした人を対象に行い、1397件の回答があった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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