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不動産投資・収益物件 > 不動産投資の最新動向 > 投資用物件の情報はどこで手に入れる?(3ページ目)
不動産投資の物件選びのポイントや不動産投資の出口戦略、利回り・不動産価格・マーケット情報など不動産投資に関する最新動向をわかりやすく解説いたします。
2012年3月16日
物件情報と並行してリサーチしておきたいのがマーケット情報です。居住用の場合は、ライフステージの中で購入するタイミングは自ずと決まってしまいます。しかし、不動産投資では「収益を最大化する」という観点から、いつ買うかを決めるのが普通です。それには、購入検討者の事情よりもマーケットの動向をいかに見極めるかが重要になります。
マーケット情報は、前述した不動産投資の専門サイトでも入手できます。たとえば、地域別・物件種別の表面利回り、家賃相場、賃貸市場に影響する人口動態などです。ただ、こうした情報は平均値を集計した統計データがほとんど。大きな市場の流れを知るには役に立ちますが、算出した時点より公開される時期が遅れるため、個別の物件を買うかどうかを判断する材料としては十分ではありません。
マーケットは常に動いているので1ヵ月前の情報では役に立たない場合もあります。個別の地域や物件のレベルに落とし込んだ詳細情報を知りたいなら、やはり不動産会社に問い合わせたほうが良いでしょう。現場の最前線で活動している営業担当者からマーケットの最新状況を聞くことができます。
その他、不動産投資に関連した情報としてはノウハウもの、ハウツーものなどの知識情報が挙げられます。事前に勉強をして様々な知識を得ることは、判断力を養う上でも有効です。入手方法には、書籍、セミナー、インターネットのブログなどがあります。
個人投資家の成功事例を載せた本やブログなどは、実際に体験してみないとわからない失敗談、苦労話など、実務的な内容は参考になります。しかし、成功ノウハウとしてそのまま活用できるかどうかは注意したほうがいいでしょう。
というのも、実際にはまだ途中段階の報告で、本当に成功したかどうかの判断がつかないケースが少なくないからです。物件を売却して利益を確定させた本当の成功事例もありますが、地域や個別条件が違うと、必ずしも応用できるとは限りません。特に、書籍の発刊時期やブログが公開された日時を確認することが大切です。
客観的なノウハウとしては、不動産ポータルサイトや不動産会社などが主催し、税理士や弁護士、不動産コンサルタントなどの専門家を招いて行う無料セミナーが役に立ちます。客観的な裏付けのある正確な情報を知ることができるでしょう。
無料セミナーを賢く活用しよう
また、不動産会社が開催するセミナーでは、不動産投資の最前線で活動している現場の営業担当者が、実際の取引を通じて得たノウハウやタイムリーな市況情報を提供するケースも少なくありません。専門家や営業担当者は一般の個人投資家に比べて取り扱い件数が多く、経験豊富ですから、他では聞けない貴重な情報が得られるはずです。
不動産投資のベストな手法は、経済情勢、税制の動向、金融機関の融資姿勢などによって、刻一刻と変化します。不動産会社の営業担当者からの情報やセミナーを活用して、常に最新動向をチェックするようにしましょう。