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不動産投資の最新動向

不動産投資の物件選びのポイントや不動産投資の出口戦略、利回り・不動産価格・マーケット情報など不動産投資に関する最新動向をわかりやすく解説いたします。

宮澤 大樹
野村の仲介+
資産コンサルティング部
1998年から不動産業界に携わり、首都圏のマンション販売・投資用マンションの販売を経験。
その後、2005年より主に一棟マンション・ビル等の投資事業用不動産を中心とした仲介業務に従事。
はじめての不動産投資

投資用物件の情報はどこで手に入れる?

不動産投資のスタートは情報収集から始まります。そこで今回は、情報を得る手段には何があるのか、それぞれにどんな特徴があり、どのように活用するといいかについて解説します。

2012年3月16日

不動産に関する情報には、物件情報、マーケット情報、ノウハウの3種類があります。それぞれについて検討してみましょう。

不動産投資の物件情報を得る手段はインターネットが中心

物件情報を得る媒体としては、新聞広告や折り込みチラシを始め、住宅情報誌(雑誌・フリーペーパー)、不動産会社の会員誌、インターネットなど、さまざまな種類があります。

一般の住宅を探す場合は、これらの媒体をすべて活用できるといっていいでしょう。しかし、投資用物件の情報に関しては、雑誌やチラシなどの紙媒体はほとんどありません。不動産会社に直接問い合わせる以外の方法は、インターネットが中心です。

インターネットで投資用の物件情報を探すには、不動産投資の専門サイトが便利です。専門サイトには、不動産ポータルサイトと不動産会社が運営するサイトがあります。不動産投資に関する代表的なポータルサイトとしては「HOME'S不動産投資」や「健美家」などがあります。一般住宅の分野で有名な「SUUMO」や「YAHOO!不動産」では、投資用物件を探すことはできません。

不動産会社が運営しているサイトの場合は、一般の住宅と投資用物件を併せて掲載している例が多いようです。投資用物件に特化した専門サイトとしては「ノムコム・プロ」などが挙げられます。

ポータルサイトと不動産会社運営のサイトを使い分けよう

不動産ポータルサイトは、複数の不動産会社から物件情報の提供を受けて掲載しているため物件数が豊富なのが特徴です。幅広く探すのに役立ちますし、誰でも一度は閲覧することでしょう。

ただ、同じ物件が複数の会社から重複して掲載されているので、物件を探しにくいケースも見られます。また、複数の不動産会社が物件広告を管理しているので、個々の物件に関する情報の量や内容にばらつきが見られます。資料請求をしたい物件がいくつかあった場合は、情報提供元の不動産会社ごとに問い合わせをする必要もあります。

これに対して不動産会社が運営するサイトでは、自社で売却を依頼された物件が中心になっていますから、同じ物件が重複して掲載されることはありませんし、問い合わせ先が1社で済むため情報収集の手間もかかりません。

また、自社で売却を依頼を受けている物件以外の仲介物件を掲載する場合でも、利回り等が正しいかどうかを確認したり、記載する情報の量にバラツキが出ないようにするために、一定の規準を設けてユーザーに情報の均一化を図っているケースが多いようです。

ネットの物件情報は信頼性が大切

ネットの物件情報は信頼性が大切

たとえば、ガイドの属する野村不動産アーバンネットが運営する「ノムコム・プロ」では、掲載ルールを設け、物件情報を掲載するまでの間に、間違いがないかを社内で確認するチェック体制をとっています。こうした手続きによって、情報の信頼性を保っているわけです。

次ページでは、ネット検索以外の物件情報入手のコツを解説します。>>

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