近畿圏、中古マンションの成約m2単価が前年割れ
2026年10月22日
近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は20日、7~9月期(第3四半期、3Q)の近畿圏における不動産流通市場動向を公表した。
中古マンションの成約m2単価は46.55万円(前年同期比1.5%減)で、20年1Q以来26期ぶりの前年割れに転じた。前期比でも3.5%の下落。成約価格は3143万円(2.0%減)と、5期ぶりに下落した。前期からは4.4%の下落。成約件数は4342件(10.7%減)と、3期連続で減少した。近畿レインズは、近畿圏の中古住宅取引が低調で価格調整が進む可能性を指摘する。
エリアごとの詳細を見ると、12エリア中6エリアで成約価格が前年より下落した。大阪市は4294万円(4.0%減)で、15年3Q以来44期ぶりの下落に転じた。大阪府北部も3211万円(3.4%減)で下落した。
一方で、京都市を除く京都府他の2309万円(2.9%増)は5期連続、大阪府東部の2314万円(6.8%増)は4期連続の上昇で、地域差が表れた。成約件数は8エリアで減少と、多くの地域で低調。大阪市の1190件(14.0%減)や京都市の368件(12.6%減)を含む7エリアで2ケタ減少した。増加した4エリアは、大阪府南部の322件(1.3%増)、和歌山県の46件(17.9%増)など。
中古戸建て住宅は、成約価格が2360万円(1.0%減)だった。成約件数は3370件(2.4%減)で、22年4Q以来15期ぶりに減少傾向となった。地域別では、成約価格が5エリアで下落。大阪市は3822万円(3.1%増)と上昇したが、京都市の3090万円(1.6%減)などは下落した。
成約件数は7エリアで減少し、大阪市の259件(11.9%減)や京都市の250件(10.7%減)などが2ケタ減だった。
(提供:日刊不動産経済通信)
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