アットホームがまとめた「トレンド調査―1都3県在住で、今年住宅を購入した600人にアンケート」によると、戸建て購入の理由の1位は「駐車場が無料」、マンションは「交通アクセスの良さ」だった。インターネットによる調査で、今年1月1日から9月20日までに住宅を購入した600名が回答した。

物件タイプは新築戸建ての建売が25.0％、新築戸建ての注文住宅が18.2％、中古戸建てが7.0％、新築マンションが38.2％、中古マンションが11.7％。購入価格の平均は3893万円。タイプ別では新築建売3898万円、新築注文3633万円、中古戸建て3060万円、新築マンション4479万円。中古マンション2851万円。住宅の平均面積は戸建てが延床面積で103.39m2、マンションが専有面積で70.37m2。

戸建てを選んだ理由では、「駐車場が無料」が51.8％でトップ、「住宅街の静かな環境」が48.5％、「管理費や積立金を払いたくない」が45.2％と続く。マンションは「駅の近くなど交通アクセスの良さ」が64.5％で最も多く、「セキュリティ」が48.8％、「管理が楽」が40.8％の順。駅からの距離は戸建てが徒歩10分超が60.8％に対し、マンションは徒歩10分以内が78.0％を占めた。

（提供：日刊不動産経済通信）