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不動産投資・収益物件 > 不動産投資の最新動向 > 【Q&A】不動産投資の不安、解消します(2ページ目)
不動産投資の物件選びのポイントや不動産投資の出口戦略、利回り・不動産価格・マーケット情報など不動産投資に関する最新動向をわかりやすく解説いたします。
2013年3月21日
A:経済情勢や相場全体の動きを予測するより、個々の物件ごとに判断したほうが賢明です。
なるべく安く買いたいというのは誰しも思うことですが、完全に価格が底を打ったかどうかは、後になって振り返ってみなければわからないものです。
また、中古の投資物件は"オーナーチェンジ"(入居者が既に入っている状態の物件)がほとんどですから、購入した翌月から賃料収入が入ってきます。購入を待っている間に値下がりするかもしれない金額分は、すぐに購入して得られる賃料収入で十分に稼げるケースが多いのではないでしょうか。
収支計算をしてみると、早めに購入するメリットがわかる?
しかも、早く購入してローン返済をスタートするほど、ローンも早く減りますし、現在の低金利の恩恵も受けられます。逆に待っている間に金利が上がってしまえば、たとえ価格が下がっても返済額は減りません。
必ずしも価格が値下がりするとも限りません。物件によっては値上がりする可能性もあります。世間のムードに惑わされず、どう行動すれば自分自身にとって一番メリットがあるかどうかで判断しましょう。
【A】希望条件に近いなら、ある程度の妥協も必要です。
100%満足できなければと妥協しない人は、いつまでも購入できない可能性が高いでしょう。
実際にあったケースですが、同じ会社に勤めていて、年齢や年収、資産状況が同じAさんとBさんが、5年前に「投資物件を買いたい」と一緒に相談に来ました。Aさんの希望条件は「利回り9%以上、駅徒歩10分以内」の物件です。これに対して「利回り8.95%」や「徒歩11分」の物件を紹介しても「絶対にダメだ」という反応で、結局、購入に踏み切れませんでした。
かたや、Bさんは「利回り9%程度、駅徒歩10分前後」という希望で、探し始めて3カ月で「利回り8.5%、駅徒歩12分」の物件を購入しました。その後、1棟を買い増して、今では2棟のマンション・オーナーです。しかも、この5年間で数千万円の賃料収入を得ています。Aさんは未だに購入できていませんから、賃料収入はゼロです。
最初に設定した希望条件にとらわれて、購入のタイミングを逃してしまう人をよく見かけます。物件価格も金利も時期によって変わってしまいますから、細かい利回りの違いにこだわるのは意味がありません。
もちろん、何でも妥協すればいいわけではありません。希望条件の優先順位を決めて、物件価格や金利の動きを見ながら、最終的に自分の投資目的に合うどうかで判断するといいでしょう。