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2025.08.28

マンションの屋上は入れる?活用方法や注意点、内見時のポイントなども解説

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※当記事はAIを利用し作成しているため、内容について正確ではない場合があります。また2025年7月現在の情報を利用しており、今後変更になる場合があります。

マンションの屋上は、立ち入り禁止のケースが一般的です。一方で、家庭菜園やドッグランなど、多様な形で屋上を活用しているマンションも実際に存在します。本記事では、屋上テラスとルーフバルコニーの違い、屋上の活用事例や注意点を解説します。

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[目次]
入れる?入れない?マンション屋上の基本ルール
 マンション屋上に立ち入り禁止が多い理由
 屋上に入れるマンションと入れないマンションの違い
マンションの「屋上テラス」「ルーフバルコニー」の違い
 屋上テラスとは
 ルーフバルコニーとは
マンション屋上の活用例5選
 活用例1.ガーデニング・農業系
 活用例2.レジャー・エンタメ系
 活用例3.健康・スポーツ系
 活用例4.ビジネス・収益系
 活用例5.実用・生活系
マンションの屋上活用時に注意すべき5点
 注意点1.管理組合との約束違反による利用停止
 注意点2.耐荷重オーバーによる床の破損リスク
 注意点3.騒音・臭いによる近隣トラブル
 注意点4.転落事故の危険性と安全対策
 注意点5.防水層の劣化と雨漏りトラブル
【購入前必須】マンション屋上の確認ポイント
屋上が活用できるマンション探しは専門家へ相談しよう

入れる?入れない?マンション屋上の基本ルール

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多くのマンションの屋上は、立ち入りが禁止されています。一方で、屋上菜園などが楽しめるマンションがあるのも事実です。この違いは何が要因なのでしょうか。ここでは、マンション屋上の基本ルールを解説します。

マンション屋上に立ち入り禁止が多い理由
屋上に入れるマンションと入れないマンションの違い

■マンション屋上に立ち入り禁止が多い理由
多くのマンションで屋上への立ち入りを禁止している理由は、主に安全面での問題です。マンションには、さまざまな年代の方が暮らしています。高所での事故リスクを避けるため、多くの管理組合が立ち入り禁止を選択しています。特に高層マンションほど安全対策が困難なため、立ち入り禁止の傾向が顕著です。

また、防犯上の理由としては、屋上が不法侵入の経路となるケースも挙げられます。屋上の開放が不審者の侵入経路となるリスクがあり、住民の安全を守るために立ち入りを制限しているケースが多く見られます。

マンションの屋上には空調設備・給排水管・電気配線が露出している場合も少なくありません。これらの設備に住民が誤ってふれることでマンション全体に影響が出る可能性があるため、点検時以外の立ち入りを制限しています。

■屋上に入れるマンションと入れないマンションの違い
屋上に入れるかどうかの違いは、次の2点によります。

●そのマンションが居住者の利用を前提に設計されているか
●マンションの管理規約が屋上の立ち入りをどう定めているか

重要なのは、屋上が「共用部分」であるという点です。共用部分の利用方法は、管理規約で定められています。マンションの屋上が利用可能かどうかを知るには、管理規約の「共用部分の範囲及び使用方法」の関連項目を確認しましょう。これから購入を考えている方は、内見時に不動産会社の担当者へ質問するのも有効です。

管理規約で立ち入り禁止とされている屋上に無断で立ち入った場合、不法侵入の罪に問われるリスクがあります。たとえ居住者であっても法的措置に発展するケースもあるため、利用ルールを正しく理解することが重要です。

マンションの共用部分と専用部分の違いが気になる方は、下記の記事もご覧ください。
「マンションの共用部分はどこまで?間違えやすい共用部分と注意点を解説」

マンションの「屋上テラス」「ルーフバルコニー」の違い

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マンションの屋上の魅力は開放感と、眺望の良さです。立ち入り禁止で屋上の活用が叶わない場合、代わりに屋上テラスやルーフバルコニーを検討するのはいかがでしょうか。同じ屋外スペースという点で、屋上テラスとルーフバルコニーは同じものとして扱われがちですが、厳密には違いがあります。

ここでは、屋上テラスとルーフバルコニーの違いについて説明します。

屋上テラスとは
ルーフバルコニーとは

■屋上テラスとは
屋上テラスとは、マンション最上部に設けられた共用のオープンスペースのことです。全居住者がルールの範囲内で、等しく使えるのが特徴です。

屋上テラスは区分所有法上の、完全な共用部分に該当します。一般的には管理費で維持され、利用時間や予約方法も管理規約などで一律に定められます。個人の所有物ではないため自由度は限られますが、管理の手間もなく、開放的な空間を楽しめるのが魅力です。利用ルールをチェックして、希望するアクティビティが許可されているかどうか確認しましょう。

□主な活用例
●ベンチやテーブルが置かれた休憩スペース
●子どもたちが安全に遊べるキッズガーデン
●夏祭りや花火鑑賞会といった季節のイベント会場
●眺望を楽しむための展望スペース

■ルーフバルコニーとは
ルーフバルコニーとは、下の階の屋根(ルーフ)部分を利用したバルコニーです。法的には共用部分ですが、その住戸の居住者だけが専用使用権を持ち、プライベートな空間として利用できるのが特徴です。

通常、マンションのバルコニーは、階下のバルコニーの上に設置されます。ルーフバルコニーは角部屋や最上階などの限られた住戸にしか設置されていないため、希少価値が高い設備です。加えて通常のバルコニーよりも広く、専用の屋根がないため屋上同様に開放感があることから、安定した人気があります。

管理は管理規約に基づき、専用者が月額使用料や清掃義務を負い、大規模な防水工事は管理組合が実施する方式が一般的です。

□主な活用例
●屋外リビングとして家具を配置
●ガーデニングプランターを設置
●物干しやワークアウトスペースとして活用
●子どもやペットが自由に遊べるスペース

マンションのバルコニーが気になる方は、下記の記事もご覧ください。
「マンションバルコニーとは?種類や使用制限、活用する際の注意点を解説」
角部屋について気になる方は、下記の記事もご覧ください。
「マンション角部屋のメリットとデメリット、選ぶ際の注意点を解説」

マンション屋上の活用例5選

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マンションの屋上の使用が許可されているケースでは、多様な活用方法があります。居住者の自主的なコミュニティが育まれるなど、メリットを挙げる声も多数です。ここでは、マンション屋上の活用例を5つ紹介します。

活用例1.ガーデニング・農業系
活用例2.レジャー・エンタメ系
活用例3.健康・スポーツ系
活用例4.ビジネス・収益系
活用例5.実用・生活系

■活用例1.ガーデニング・農業系
マンションの屋上をガーデニングや農業などの「緑の空間」として活用することは、都会の生活に自然の潤いと癒やしをもたらします。植物と触れ合う活動は、ストレス軽減や心身のリフレッシュに効果的です。

□全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果
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出典:国土交通省

また、屋上緑化は壁面緑化とともに都市におけるヒートアイランド現象の緩和に寄与しているとして、国土交通省も推進しています。美しく潤いのある都市空間の形成、都市の脱炭素化等の効果にも注目が集まります。国土交通省は平成12年から全国の屋上・壁面緑化の施工実績調査を行っており、令和5年の調査結果では、次の内容が発表されました。

□全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果
●令和5年の屋上緑化は、東京ドーム約3個分にあたる約15.7haが創出
●屋上緑化は調査開始の平成12年以来、約615haの創出

□屋上緑化の効果を表すイメージ図
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出典:東京都中野区│屋上緑化の効果・注意点

■活用例2.レジャー・エンタメ系
マンションの屋上をレジャーやエンターテイメントの空間として活用すると、マンションが特別な思い出を創出する舞台に変わります。屋上特有の開放感は、居住者の生活の質を高め、イベントを通じて住民同士のコミュニケーションを活性化させる効果も期待できます。遠出をしなくても、身近な場所で気軽にアウトドア気分を味わえるのが最大の魅力です。

□屋上のレジャー・エンタメ系活用の例
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■活用例3.健康・スポーツ系
マンションの屋上を健康増進やスポーツの場として活用すると、ジムなどの屋内空間とは異なる爽快感が味わえます。特に、朝日を浴びながらの運動は体内時計を整え、幸福感をもたらすセロトニンの分泌を促す効果も期待できます。

□屋上の健康・スポーツ系活用の例
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■活用例4.ビジネス・収益系
マンションの屋上をビジネスに活用して収益化すると、利益を修繕積立金に充当したり、管理費を抑制したりというアイディアも考えられます。これは、マンションの財政を健全化し、長期的な安定経営を目指す上で有効な手段となり得ます。管理組合が主体となって検討する余地のある選択肢です。

□屋上のビジネス・収益系活用の例
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■活用例5.実用・生活系
マンションの屋上を日常生活の延長線上にある実用的なスペースとして活用することで、暮らしの利便性が向上します。日当たりと風通しが良い屋上は、家事の効率を上げるのに最適な環境です。特に、ベランダだけでは手狭になりがちな「干す」「置く」といった悩みは、屋上スペースが解決してくれます。

□屋上の実用・生活系活用の例
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マンションの屋上活用時に注意すべき5点

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マンション屋上の活用は多くのメリットがある一方で、事故やトラブルにつながるリスクをはらんでいます。ここでは、深刻化しやすい5つのトラブルと、屋上を安全かつ快適に活用していくための注意ポイントを解説します。

注意点1.管理組合との約束違反による利用停止
注意点2.耐荷重オーバーによる床の破損リスク
注意点3.騒音・臭いによる近隣トラブル
注意点4.転落事故の危険性と安全対策
注意点5.防水層の劣化と雨漏りトラブル

■注意点1.管理組合との約束違反による利用停止
マンション屋上の利用において最も重要なのは、管理組合との合意事項を確実に遵守することです。マンションの屋上利用に関する規約は、一般的な共用部分利用規則とは別に、詳細な取り決めがあるケースが一般的です。

大規模なイベントや特殊な利用については、事前に管理組合への申請・承認を得ることが重要です。通常の利用範囲を超える活動は、必ず事前に相談や届出を行いましょう。無許可での利用は規約違反となり、今後の利用権剥奪につながる可能性があります。トラブルが発生すると個人の利用権を失うのみならず、屋上自体が閉鎖されてしまうという事態も否定できません。快適な屋上利用を維持するには、定められたルールを正しく理解し、全員で守る意識が重要です。

■注意点2.耐荷重オーバーによる床の破損リスク
マンションの屋上には、安全に耐えられる重さの限界を示す「耐荷重」が定められています。この制限を超えて重量物を設置すると、床のひび割れや構造体の破損を引き起こし、建物自体の安全性が損なわれるリスクがあります。

マンションの屋上は通常、人が歩いたり、一般的な設備を置いたりすることを想定したものです。大きな物や重い物を置きたい場合は、事前に管理組合やマンションを施工した専門家に相談しましょう。安全性と建物の資産価値を守るためにも、屋上の耐荷重の遵守は重要です。

□事前に相談が必要な例
●大量の土を入れた大型のコンクリート製花壇の設置
●水を大量に張るタイプの大型プールの設置
●重量のある石の彫刻や物置などの設置

マンションの管理組合の役割や起こりやすいトラブルなどが気になる方は下記の記事もご覧ください。
マンションの管理組合とは?役割から加入義務、起こりやすいトラブルまで解説

■注意点3.騒音・臭いによる近隣トラブル
開放的な屋上での活動は、音が響きやすく、臭いも広がりやすいという特性があります。楽しみを追求するあまり、意図せず過剰な騒音や悪臭の原因となり、ご近所トラブルに発展しないよう注意が必要です。

「夜間に大声で騒ぐ」「スピーカーで大音量の音楽を流す」「風向きを考えずにBBQをする」といった行為は、トラブルの典型例です。屋上は自分たちだけのプライベート空間ではありません。多くの人と共有するパブリックスペースであることを忘れず、利用時間やマナーを守りましょう。

■注意点4.転落事故の危険性と安全対策

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マンション屋上の利用において、最優先で確保すべきは「人命の安全」です。安全対策が徹底されていても、事故のリスクを完全にゼロにはできません。物理的な安全施策だけに頼らず、利用者自身が安全意識を持つことが何よりも重要です。

特に屋上で子どもを遊ばせる際は、たとえ短時間であっても絶対に目を離さないようにしましょう。「柵に寄りかからない、登らない」「強風や雨天など悪天候の日は利用しない」など、家族単位のルールを定め、徹底することも必要です。屋上では常に危険が存在することを意識し、厳格すぎるほどの安全対策を講じましょう。

■注意点5.防水層の劣化と雨漏りトラブル
マンション屋上の防水性能の維持は、建物全体の安全性や資産価値に直結する課題です。不注意な行動によって防水層を傷つけてしまうと、雨漏りを引き起こすなど、深刻な事態につながります。腐食やカビの発生は、居住者の健康にも影響があります。

「重量のあるテーブルや椅子を引きずる」「先端の尖った硬いものを落とす」など、無意識の行為が積み重なり、破損に至るケースも少なくありません。屋上は専門業者が定期的に点検し、トラブルの予防や早期発見に努めているのが一般的です。万が一、ひび割れや膨らみなどの異常を見つけた場合は、早急に管理会社へ連絡しましょう。

【購入前必須】マンション屋上の確認ポイント

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マンション購入を考えたときに、屋上の状態を念入りに確認する方は意外と少ないのではないでしょうか。購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、屋上関連で見落としがちな確認ポイントを一覧にまとめました。このリストを活用し、後悔のないマンション選びにつなげてください。

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屋上が活用できるマンションを探すなら専門家に相談しよう

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マンションの屋上は、購入時のチェックを忘れやすく、後で問題に気付くことがあります。「そもそも立ち入り禁止だった」「専用使用料が予想以上に高額だった」など、残念な声は少なくありません。一方で、理想のマンションで屋上を活用し、生活の質を向上させている方々も大勢います。希望の物件に出会うためにも、ぜひ経験豊富な専門家へご相談ください。

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