【学芸大学】歴史が醸し出す落ち着きと東急東横線沿線ならではの高感度な街並みが共存する街

高い利便性と自然豊かな環境が魅力な学芸大学エリア。東急東横線で「渋谷」駅まで10分圏内、「中目黒」駅から東京メトロ日比谷線に乗り換えれば「六本木」駅や「銀座」駅にもスムーズにアクセスできることもうれしいところです。最近ではファッショナブルなショッピング施設が誕生するなど、街全体がおしゃれになってきました。
しかし、昔ながらの商店街も未だに健在で、日常の買い物も便利です。

学芸大学エリアは交通アクセスの利便性が魅力です。「学芸大学」駅からは東急東横線が利用できます。「学芸大学」駅は各駅停車のほか急行も停車をするので、利用できる電車の本数が多いこともうれしいポイントです。
また、「自由が丘」駅、「中目黒」駅、「代官山」駅といった高感度なショッピングタウンにダイレクトアクセスできるほか、「中目黒」駅で東京メトロ日比谷線に乗り換えれば、「恵比寿」駅にもスムーズにアクセスできます。

「学芸大学」駅は“大学”という名がついていますが、駅名の由来となった「東京学芸大学」は駅周辺にはありません。「学芸大学」駅の近くにあった「東京学芸大学」のキャンパスは1964(昭和39)年に小金井市に移転し、現在は難関校として知られる「東京学芸大学附属高等学校」が残っています。
駅名の由来となった大学のキャンパスが存在しなくなった両駅の駅名を改める議論もありましたが、現在の名前に愛着を持つ人が多く、名称変更には至っていません。

現在の学芸大学エリアは江戸時代、「駒場野」や「碑文谷原」と呼ばれる広大な原野が広がり、「碑文谷池(現・碑文谷公園弁天池)」には多くの野鴨が生息していたことから、将軍家などが鷹狩りを楽しむ場として利用されてきました。
現在も「碑文谷公園」には池が残り、当時の面影を感じることができます。また、「碑文谷公園」ではボート遊びを楽しめるほか、小動物やポニーと触れ合える「こども動物広場」もあり、23区内でありながら、ファミリーで自然に親しめるスポットとして人気を集めています。
そのほかにも、「碑文谷公園」の東には目黒区で唯一釣りができる池がある「清水池公園」があるなど、豊かな自然に恵まれていることも学芸大学エリアの魅力といえるでしょう。

学芸大学エリアは子育ての場としても多くの魅力があります。とくに幼稚園はサレジオ会の教育施設「目黒サレジオ幼稚園」や「円融寺」が運営する「円融寺幼稚園」など特徴的な施設が揃っています。
「目黒星美学園小学校」も「円融寺」が営む小学校で、1916(大正5)年に開校した「常磐松女学校」の創立の精神を受け継ぐ「トキワ松学園小学校」など伝統の学校も近くにあります。

学芸大学エリア周辺はショッピング施設も充実しています。とくに昔ながらの商店街が残っていることが特徴でしょう。「学芸大学」駅周辺に広がる「学芸大学東口商店街」には老舗の店のほか、おしゃれなカフェや人気のイタリアンの店なども並び、グルメの楽しみも豊富です。
また、「学芸大学東口商店街」では納涼祭や感謝祭、駅前のほかの商店街と協力して行うスタンプラリーなど、季節に合わせたさまざまなイベントも開催されています。商店街を散策しながら買い物や食事を楽しむのも充実したひと時になるでしょう。
近年は東急東横線の高架下を利用したショッピング施設が誕生し、話題になりました。2012(平成24)年に「学芸大学」駅近くに食料品や雑貨の店をはじめ、カフェやベーカリー、バルなどグルメの店も並ぶ「GAKUDAI KOUKASHITA」が完成し、駅前はさらに賑わいを見せています。気分やシーンに合わせて、新旧のショッピング施設やグルメの店を使い分けることができるのも学芸大学エリアの魅力です。
- 掲載日
- 2018/09/30
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。