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不動産価格の話題

2026/07/03vol.332不動産価格

野村不動産ソリューションズ実勢調査による2026.7.1時点の首都圏「住宅地価格」の動向

野村不動産ソリューションズが3か月ごとに実施している「住宅地価格調査」から、その概要を報告いたします。

本報告は、「野村の仲介プラス」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点を選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

なお、「中古マンション価格」は『マンションデータPlus』にて、推定相場価格や周辺エリアの相場情報をご覧いただけます。


首都圏の住宅地価INDEXは24四半期連続で上昇
上昇ペースは一部鈍化も、全エリアで上昇維持

首都圏の変動率は+0.8%(前回+1.3%)となり、2020年第4四半期以降、24四半期連続で上昇しました。調査地点の動きをみると、値上がり地点の減少(前回57地点→今回49地点)、横ばい地点の増加(前回111地点→今回114地点)により、首都圏全域での上昇ペースはやや鈍化しました。

東京区部

 東京区部の変動率は1.4 (前回+1.6%)となり、2020年第4四半期以降、24四半期連続で上昇となりました。調査地点の動向をみると、値上がり地点は減少していますが、引き続き価格は上昇傾向が続いています。都心エリアの価格高騰を背景に、江東区・葛飾区・江戸川区といった城東エリアへ住宅需要が波及し、相対的に割安感のあるエリアでの地価上昇率が高い傾向です。また、高級住宅地が広がる世田谷区においても大半の地点(12地点のうち11地点)で地価が上昇しています。広範なエリア・価格帯での地価上昇が進んでおり、東京区部の住宅需要の底堅さが表れています

東京都下

 東京都下の変動率は1.1(前回+1.7%)となり、上昇傾向は継続していますが、上昇率はやや縮小しました。調査地点の動向をみても、値上がり地点が減少(前回6地点→今回2地点)しています。中央線沿線の武蔵野市・三鷹市の2地点では、いずれも10%超えの上昇がみられます。都心のマンション価格高騰を背景に、マンションから戸建へのシフトが進む傾向にあり、需要の高まりが地価にも反映されています

神奈川県

 神奈川県の変動率は0.4(前回+0.8%)となり、上昇ペースはやや鈍化したものの、引き続き一定の上昇率は維持しています。特に、東急東横線沿線の武蔵小杉・日吉では上昇率が高い傾向にあり、都心アクセスに優れたエリアの需要の強さがうかがえます。また、スポット的に茅ヶ崎の地点でも上昇がみられます。都内のマンション価格高騰を受けて、郊外で住宅購入を検討する層の受け皿になっていると考えられます

埼玉県

 埼玉県の変動率は+0.3(前回+2.0%)となり、上昇ペースに一服感がみられます。実際に、値上がり地点は減少(前回5地点→今回1地点)しています。これまで上昇が続いていた川口などの都心近接エリアにおいても、価格の伸びは落ち着きつつあり、エリア全体としての地価には高止まり感もみられます

千葉県

 千葉県の変動率は+0.8%(前回+0.2%)となり、上昇率が拡大しました。調査地点の動向をみても、値上がり地点が増加(前回1地点→今回3地点)、横ばい地点は減少(前回13地点→今回11地点)しています。JR総武線沿線の地点は変わらず堅調で、安定したマーケットを維持しています。また、都内へのアクセスに優れる浦安の地点は高値傾向が続いており、隣接する江戸川区の地価水準に近づきつつあります

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調査地点数:住宅地169

※調査方法について

【関連リンク】
最新の「住宅地価格」実勢調査データ
マンションデータPlus

企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課

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