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野村不動産ソリューションズ実勢調査による2026.4.1時点の首都圏「住宅地価格」の動向
野村不動産ソリューションズが3か月ごとに実施している「住宅地価格調査」から、その概要を報告いたします。
本報告は、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点を選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。
なお、「中古マンション価格」は『マンションデータPlus』にて、推定相場価格や周辺エリアの相場情報をご覧いただけます。
首都圏の住宅地価INDEXは23四半期連続で上昇。東京区部、東京都下、埼玉県は上昇傾向を維持
首都圏の変動率は+1.3%(前回+2.3%)となり、2020年第4四半期以降、23四半期連続で上昇しました。調査地点の動きをみると、値上がり地点の減少(前回73地点→今回57地点)、横ばい地点の増加(前回94地点→今回111地点)により、上昇率が弱まりました。
東京区部
東京区部の変動率は+1.6% (前回+1.8%)となり、2020年第4四半期以降、23四半期連続で上昇となりました。調査地点の動向をみると、値上がり地点は減少していますが、引き続き価格は上昇傾向が続いています。都心5区では、購入ニーズに対して在庫・供給量の少ない傾向が続いており、価格は上昇しています。品川・大井町エリアで進む大規模再開発により、品川を中心とした価格上昇が西大井・大森にも波及しており、年間20%以上の価格上昇がみられます。杉並区では、全ての調査地点(5地点)で値上がりしました。都心部の価格高騰を受けて、周辺部へ範囲を広げる検討者が増加しており、実需の動きが活発化しています。
東京都下
東京都下の変動率は+1.7%(前回+0.4%)となり、上昇率が拡大しました。調査地点の動向をみると、値上がり地点は増加(前回4地点→今回6地点)しています。中央線沿線の武蔵野市・三鷹市では高値圏での推移が継続しており、私鉄沿線の調布市・狛江市・稲城市などへ需要が流入し、価格が上昇しています。また、23区内および沿線中古マンションの著しい値上がりにより、東京都下の住宅地価も連動して上昇しています。
神奈川県
神奈川県の変動率は+0.8%(前回+1.2%)となり、上昇率が縮小しました。調査地点の動向をみると、値上がり地点は減少(前回13地点→今回9地点)しています。日吉や武蔵小杉においては価格の上昇傾向が継続しています。また、局地的に緑園都市では約10%の価格上昇がみられました。背景として、都心部および準都心部の取引相場が上昇した影響により、高い予算を持つ購入希望者が流入していることが挙げられます。
埼玉県
埼玉県の変動率は+2.0%(前回+3.1%)となり、上昇率が縮小しました。大宮・浦和・川口など、都心へのアクセスに優れたエリアでは、引き続き価格上昇がみられます。特に、都内への交通利便性が高く、東京都北区と比べて値ごろ感のある川口では需要が高まり、地価が上昇しています。
千葉県
千葉県の変動率は+0.2%(前回+5.3%)となり、上昇率が大幅に縮小しました。調査地点の動向をみると、値上がり地点は減少(前回8地点→今回1地点)、横ばい地点は増加(前回6地点→今回13地点)しています。浦安市の地点では価格上昇が継続していますが、その他の地点においては全て横ばいとなりました。つくばエクスプレス・常磐線沿線のエリアでは価格上昇が続いていましたが、直近は高止まりの状態にあります。
調査地点数:住宅地169
企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課
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