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Vol.39 2012.02.02
食器洗い機、洗い上がりチェック! - キレイに洗えたもの
今回使用した食器洗い乾燥機は、国産のシステムキッチンに良くビルトインされているタイプの食器洗い機です。洗剤は食器洗い機専用の粉洗剤を使用しました。
まずは 「キレイに洗うことができたモノ」 からレポートします。下記のもの以外では、ハンバーグを食べた後のお皿、ジュースを飲んだコップなどキレイに落ちました。
・ ザル
小さな網目に詰まったものが綺麗に落ちています。
乾燥も手洗いですと振ったりして結構大変なのですが、きちんと乾燥しています。

ザル
・ 蒸し目皿
シュウマイ等の脂汚れや皮のカスも綺麗に落ちて、手で洗うよりもかなり楽です。
このような細かく複雑な形状のものほど食器洗い機の威力を発揮します。

蒸し目皿
・ 泡立て器の先
クリームの汚れなど細かい部分も綺麗に落ちています。
食器洗い機はこのようにスポンジが届きにくい複雑な形状のものを洗うのにとても便利です。

泡立て器の先
・ ステンレス製の片口
生卵を注いだ後に食器洗い機に入れましたが、キレイに落ちました。
但し卵は高温で固まりますので、高温で処理する食器洗い機の中では固まってこびりついてしまう事もありますので、下洗いをしておいたほうが良いでしょう。

ステンレス製の片口
・ すり鉢
キレイに落ちました。すり鉢は手洗いでは洗いにくく乾かすのも時間が掛かるのですが、乾燥まできちんとされています。納豆をすったのですが匂いも完全に消えました。

すり鉢
食器洗い機、洗い上がりチェック!-キレイに洗えなかったもの
・ 醤油差しの先
プラスチックなのですが、耐熱温度の表示も特に無く大丈夫だろうと思ったら、水圧で吹き飛ばされて網カゴから落ちていました。
また高温のため注ぎ口が溶けてしまっています。

醤油差しの先
・ 大きなどんぶり
丼の裏側にある糸底に水が残っていて、これは手でふき取る必要があります。
小さなお茶碗などでも、完全に裏返しにセットすると水が残りやすくなります。

大きなどんぶり
・ 圧力鍋のフタ
プラスチックとステンレスの境目の汚れもキレイに落ちていますが、ステンレス部に水滴の白い跡が残りました。
これは水に含まれているミネラル分との事で、仕上げ材を使ったり、食器洗い機に入れる時に縦に入れて水が飛び易くすると気にならなくなります。

圧力鍋のフタ
・ プラスチックの計量カップ
耐熱には問題は無かったのですが、水圧で吹き飛ばされひっくり返って口が上を向いてしまったため、中に水が貯まっています。
軽いものは動かないようにセットしないとこのような事になります。

プラスチックの計量カップ
・ 飲み残したカップ
飲み残して放っておいたカップのコーヒーを流しに捨て、そのまま食器洗い機に入れました。
コーヒーの跡が残っています。口紅 ・ こびりついた茶渋など、強くこすらないと落ちないものは食器洗い機でもなかなか落ちません。

飲み残したカップ