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Vol.36 2011.11.10

終の棲家のマンション選び

維持が簡単、独立しているが近所との助け合いも

高齢者のかたに、マンションのどのような点が終の棲家としてふさわしいか、聞いてみました。まず「(戸建て住宅と比べて)維持管理が簡単である」ことが挙げられました。

戸建住宅では、庭樹の手入れや外壁・屋根の補修といったメンテナンスが意外と大変で、費用もかかります。また、夏場の草むしり、秋の落ち葉掃きなど、マンション住まいにはない重労働的な作業もたくさんあるのです。若く、現役で働いている世代のときは苦にはならないかもしれませんが、高齢になるほどそういった維持管理面の負担感が大きくなると言えるでしょう。

子育て時代には部屋数も面積も広いほどありがたかった家も、夫婦2人もしくは1人住まいになると広すぎて掃除が大変、光熱費が余計にかかる、防犯上も不安である、などといった声が聞かれるようになります。マンションならほど良い広さの部屋で戸建住宅よりは冬場暖かく、カギ1つで戸締まりもOKなどと、高齢者にとって望ましい条件が揃うのです。

戸建住宅では春~夏は草むしり、秋は落ち葉掃き、冬は雪かきなどもあり、意外と大変。

さらに、大勢の世帯が集まって住むという形態に安心感もあるようです。同じマンションの住人と親しくなれば、なにかあった時にすぐ助けを求めることもできます。物件によっては、マンションの共用の部屋を使って趣味のサークルをすることもできるでしょう。マンション在住の方にお聞きすると、マンション住まいの良さに「同じマンションで家族ぐるみのお付き合いをする人が何組かいること」を挙げる方も多くみられます。そういったマンションならではの特徴は、働き盛りで時間がないときはうっとうしいと感じる方もいらっしゃるでしょうが、高齢になれば逆に心強い利点となるでしょう。

持家を手放してマンションに住み替え

このようにマンションには高齢になってから住むのに適した条件が揃っています。子育て期は戸建住宅に住み、子どもが巣立ってからは近くのマンションに入居したご夫婦もいらっしゃいます。とくに高齢になってからは、住みなれた土地にこのまま住みたいと思うものです。家には広さよりも、買い物や病院に行きやすいといった利便性やバリアフリーであることなどの安全性がより必要になってきます。住みなれた土地で、より駅の近くにあるマンションに住み替えることは大変理にかなったことだと思います。

もちろん、若いうちから「永住」を視野に入れ、初めからマンション暮らしを選ぶ方法もあります。特に今は「100年住宅」「200年住宅」といった長寿命の家が注目されており、耐久性のあるマンションを選ぶようにすれば、住みなれた場所を終の棲家とすることは十分可能といえるでしょう。

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