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Vol.32 2011.07.07

住まいの品質を知るモノサシ:性能表示制度とは

住まいの品質を知るモノサシ

住まいを購入する時に必ずチェックすることは何ですか?立地、価格、間取り、デザイン……そして「品質」チェックもお忘れなく。住まいの品質の良し悪しは、そこでの生活・暮らしに大きな影響を与えます。それでは住まいの品質を表す内容を挙げてみましょう(【図1】)。

【図1】住まいの品質には何がある?どれも目に見えないけれどとても大切なことです。

住まいの品質とは、大きくくくると以下のような内容になります。

  • ■命と財産を守る……耐震性、防犯性
  • ■長く住める……耐久性、維持管理のしやすさ
  • ■高い資産性……可変性、将来性
  • ■快適・健康的な暮らし……断熱性、バリアフリー性

命と財産を守る

住まいの大きな役割の一つに「地震から人の命や財産を守ること」があります。住まいがシェルターとしての役割を全うするために必要なのが「耐震性」です。安心・安全に暮らすためには、ある程度の規模の地震に耐え、そしてなるべく揺れが少ない造りになっていることがポイントです。また、防犯性を備えた住まいであることも大切な条件です。

長く住める

例えば40歳で家を購入したら、人生80年としても最低あと40年くらいは住めないと困りますよね。コンクリートで出来ているマンションの寿命はどのくらいかご存じですか。「60年は大丈夫でしょう?」と信じている方もたくさんいらっしゃいますが、造りかたによっては30年程度で壊される運命のマンションもあるのです。

長く住むためには、手抜き工事・欠陥工事がないことは大前提で、さらに「長持ち仕様」で造られていること、そして住んだ後の適切なメンテナンスが欠かせません。

高い資産性

高い品質が証明された家、メンテナンスがきちんと施された家は、売却するときに有利だと言われています。また、リフォームしやすく、手を加えながらも何代にも渡って住める家、子や孫に引き継ぐ資産となりうる品質を備えた家こそ、真に資産性の高い家といってよいでしょう。

快適・健康的な暮らし

立地や間取りが気に入っていたとしても、そこに住むうちに病気になったり、ケガをしやすい住まいだったら、住まいとしての役割を果たしているとは言えません。

具体的には住まいが原因で風邪をひきやすくなる、シックハウスや喘息などの病気になる、室内で転びやすい、温度差によるヒートショックで亡くなったりする事例もあります。健康や命を脅かす住まいは、住まい本来の役割を果たしていません。

断熱性の高い住まいでは、少ない冷暖房で夏は涼しく冬は暖かく、四季折々を快適に健康的に暮らすことができます。

目に見えない品質をチェックする方法

以上のように、そこで「安心・安全・快適」に暮らせるかどうかは、住まいの品質(=性能)が大きく関係しています。しかし、このような住まいの品質や性能に関わることは、専門的で、購入前にしっかりチェックすべきことに関わらず一般の人にはわかりにくい、という欠点がありました。

そこで、住まいの品質に関する全国統一基準をつくり、公正な審査によって成績表をつけましょう、ということで2000年に誕生したのが住宅性能表示制度なのです。同制度ができてからは、一目で品質のチェックができるようになりました。

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