不動産サイト nomu.com > ノムコムタイムズ > Vol.30 地震に備えた寝室とは?寝室危険度チェック
Vol.30 2011.05.12
一日の1/3は寝室にいる!
昼間は外出しているとすると、自宅では「寝室」「子ども室」で過ごす時間が一番長い。
地震に備えた寝室とは? 10のチェック
それではまず寝室危険度チェックをしてみましょう。下の図は約11帖の洋室にベッド、鏡台、タンス、テレビ、パソコンを配した一般的な寝室レイアウト例です。この中に下記のような10か所のチェックポイントがあります。
一般的な寝室の家具レイアウト例。この中に危険個所が10か所もあります。
それでは順番にチェック項目を見ていきましょう。
(1)窓ガラス
大地震の時は窓ガラスが割れて飛散し大けがする可能性があります。特にベッド近くに窓ガラスがある配置のときは、窓ガラスに飛散防止フィルムを張っておきましょう。また、就寝時はカーテンやブラインドはしっかり下ろすようにしましょう。
(2)高さ60cmのボード(テレビ、パソコン台)
高さが60cm程度だと「低い→倒れにくい」と考えがちですが、その上にテレビやパソコンを載せる場合は、ボード自体も壁や床などに固定したほうが良いでしょう。
また、万が一の時に逃げ込める場所としてボードの下部は開けておき、人が入れるスペースを取っておくとよいでしょう。
(3)(4)テレビ・パソコン
阪神淡路大震災ではテレビが頭上を飛び交ったそうです。