【千里・北摂】良好な住環境が魅力的。大阪を代表するニュータウン

豊かな自然と交通アクセスの良さから、関西圏でも有数の人気を誇る千里・北摂エリア。1960年代より開発が始められた国内有数の巨大ニュータウン「千里ニュータウン」を中心に、良好な住宅街が広がっています。
エリア内には「万博記念公園」などの緑のスポットや「千里中央」駅周辺に集まる充実のショッピングスポットなど、さまざまなシーンに対応できる施設が充実しています。
また大阪の大動脈であるOsaka Metro御堂筋線へダイレクトアクセス可能なため、大阪都心への交通の便が良い点もうれしいところです。

1962年の街開き以来、計画都市としての良好な住環境を維持してきた「千里ニュータウン」。開発から60年近くを経て、現在では成熟した住宅街が広がっています。住環境と利便性の良さから高い人気を集めており、特にニュータウンの中心である「千里中央」駅周辺は、関西圏の「住みたい街ランキング」で上位をキープしています。
計画的に整備された都市公園と、昔から豊かだった北摂の緑のスポットにより、魅力的な住環境が形成されています。千里ニュータウン内には府内最大級の公園である「万博記念公園」や、「日本の都市公園100選」と「日本の歴史公園100選」にも選ばれた「服部緑地」などの大公園が整備され、また住宅地には多数の小さな公園が計画的に配置されています。
千里ニュータウンの北側、箕面市には箕面滝で知られる清流のせせらぎが豊かな「箕面公園」など、山地の豊かな自然を取り込んだ緑のスポットが点在しています。
2018(平成30)年には「千里ニュータウン再生指針 2018」が策定されました。この指針では『みんなで夢を育み 次代につなぐ 千里ニュータウン』を目標に掲げ、今後、時代の変化に合わせた街へ進化することを目指します。

1970年に開催、千里・北摂エリアの発展のけん引役となった「大阪万博」のメイン会場であり、現在もこのエリアの代表的なスポットとして親しまれている「万博記念公園」。緑の豊かさは大阪有数のもので、総面積は約264ヘクタールに及びます。
広大な園内には、「太陽の塔」などがある「自然文化園」や、約26ヘクタールもの広大な敷地に広がる「日本庭園」などの緑溢れるゾーンに加え、万博のパビリオンだった「大阪日本民芸館」、民族学・文化人類学の資料を展示する「国立民族学博物館」など文化施設も充実しています。さらにはJリーグ・ガンバ大阪のホームグラウンド「市立吹田サッカースタジアム」もあるなど、一日中楽しめる充実のラインナップとなっています。
「万博記念公園」は「日本さくら名所100選」にも選ばれている大阪を代表する桜の名所であり、シーズンには園内全体がピンク色に包まれます。他にも四季折々の花々が植えられており、季節を感じられるスポットとなっています。
公園のシンボルである岡本太郎作の「太陽の塔」は、千里の象徴としても親しまれています。遠くからもドカっとした偉容を眺められる太陽の塔は、間近から見るとその迫力に圧倒されます。その特徴的な姿は漫画の『20世紀少年』や、森見登美彦の小説『太陽の塔』などのモチーフにされています。

大阪の大動脈であるOsaka Metro御堂筋線と相互乗り入れしている北大阪急行電鉄南北線をはじめ千里・北摂エリアには多くの鉄道路線が走り、交通アクセスは関西圏でも有数の利便性を誇ります。
このエリアの中心である「千里中央」駅からは、北大阪急行電鉄南北線のOsaka Metro御堂筋線直通電車で「新大阪」駅に13分、「梅田」駅に20分、「難波」駅には28分ほどでダイレクトアクセス可能です。「千里中央」駅が始発駅となるため、通勤時間帯でも座ってアクセスできることも魅力です。北大阪急行電鉄南北線は2023年度末に「千里中央」駅から「箕面船場阪大前」駅を経由して「箕面萱野」駅までの延伸が予定されており、さらなる利便性も期待されます。
「千里中央」駅から大阪モノレールに乗れば「大阪空港」駅まで約13分でダイレクトアクセスでき、「大阪国際空港(伊丹空港)」への移動もスムーズです。
また、エリア内には名神高速道路や中国自動車道、阪神高速池田線などの高速道路が通っているため、クルマの利用も便利なエリアとなっています。千里ニュータウンと梅田を結ぶ新御堂筋は一般道にも関わらず全線で高架化され、信号のない高速道路のような道路となっており、大阪都心へのアクセスに便利です。
「新大阪」駅や「大阪国際空港(伊丹空港)」に近く、首都圏などへのアクセスが便利なため、出張の多い大手企業で働く人や首都圏出身者が多く住んでいるエリアと言われています。

人気の高い住宅街である千里・北摂エリアにはショッピングスポットも充実しており、このエリアの魅力のひとつとなっています。
千里ニュータウンの中心として計画的に整備された千里中央駅周辺には、商業施設をはじめとして都市機能が重点的に配置されました。代表的な「千里阪急」は阪急百貨店系のショッピングスポットであり、阪急らしい高級感漂うラインナップが魅力となっています。地下1階・地上5階の店内はファッションフロアを中心に構成されています。また、地下はデパ地下食料品売り場となっており、特に関西の名店を集めたスウィーツゾーンは高い人気を集めています。
他にも、幅広いラインナップが魅力の「千里中央オトカリテ(旧千里大丸プラザ)」、約160店が集まる専門店街「せんちゅうパル」、「イオンSENRITO専門館」など商業施設が集中しています。なお、1972(昭和47)年の開業から約50年にわたり営業を続けていた「千里セルシー」は大阪北部地震による建物への影響により2019(令和元)年に閉館しました。そして2022(令和4)年2月、豊中市は「千里セルシー」や「千里阪急百貨店」、「ピーコックストア」、「千里中央第一立体駐車場」を含めた再整備計画を発表し、今後、道路の付け替えや道路上空利用による大街区化を推進予定です。
エリアの南部に位置する江坂駅周辺には、高い人気を集める「東急ハンズ江坂店」をはじめ、ファッションビルの「江坂O’ts」などの大型施設が立地しています。また、「江坂ウエストサイドストリート」などには路面店も集まっており、賑わいある街となっています。
他にも核店舗「イオンスタイル箕面」をはじめ100店舗以上から構成される「みのおキューズモール」や阪急「北千里」駅前の複合施設「ディオス北千里」など、魅力的なスポットが点在しています。

緑豊かな丘陵地に位置する千里・北摂エリアには、落ち着いた環境を求めた教育機関が集まっており、大阪有数の文教エリアとなっています。
その代表的な施設である「大阪大学」は、メインキャンパスの豊中キャンパスをはじめ、大阪モノレール「阪大病院前」駅にある吹田キャンパスなどほぼ全ての機能がこのエリアに立地しています。また、吹田キャンパス内にある「大阪大学医学部附属病院」は、ハイレベルな医療技術を誇るエリアの中枢病院として親しまれています。大阪大学外国語学部(旧大阪外国語大学)の箕面キャンパスは、2021(令和3)年4月に北大阪急行南北線の「箕面船場阪大前」駅前に移転し、さらなる発展も期待されています。
また、阪急千里線の「関大前」駅近くにある「関西大学 千里山キャンパス」は、10学部・大学院の学生が学ぶ巨大なキャンパスで、周辺は学生街のような雰囲気になっています。
他にも「金蘭千里中学校・高等学校」「履正社学園豊中中学校・履正社高等学校」「関西大学第一中学校・高等学校」などの進学校もあり、高い教育レベルを誇っています。
ちなみに「千里中央」駅周辺など各駅前には、いわゆるお受験用の学習塾が多数集まっており、このエリアの教育熱の高さが伺えます。
- 掲載日
- 2019/01/31
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。