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【白壁】高級住宅地ならではの風格と利便性に恵まれた街、名古屋市東区白壁

 
街並み保存地区

名古屋市東区、名鉄瀬戸線の「東大手」駅の東側に広がる白壁エリアは、名古屋市内でも有数の高級住宅地として知られています。古くは武家屋敷街として発展を遂げ、現在も当時の面影を感じられるスポットが点在しています。

 

武家屋敷から高級住宅地へ発展
街並み保存地区

尾張国の拠点として築かれた「清州城」は水害を受けやすいこと、地震で液状化が起きたことから新たな城を造ることになりました。この時に造られたのが「名古屋城」です。「清州城」から「名古屋城」への移転は「清州越し」と呼ばれ、城だけでなく町屋や神社、寺院まで、城下町が丸ごと移動する大規模なものでした。

「清州越し」の際、「名古屋城」の東側にあたる白壁には三百石級の中級武士用の屋敷として約600坪に区画割された武家屋敷街が造られました。白壁に移り住んだ武士の一人が屋敷の前に白壁の塀を造ったことをきっかけに、周辺の武家屋敷でも白壁の塀が建てられるようになりました。その影響からかいつしかこの一帯は白壁と呼ばれるようになり、現在の地名の由来になっているといわれています。

また、名古屋市の東、現在の瀬戸市周辺では、陶磁器の原料となる陶土が豊富なことから、古くから陶磁器の生産が盛んに行われてきました。明治時代になると陶磁器は日本の基幹産業として発展を遂げ、海外への輸出品としても人気を集めます。

白壁周辺は現在の瀬戸市や多治見市など陶磁器の生産が盛んな地域への街道に近かったこと、堀川が隣接し船積みにも便利だったことから、陶磁器の絵付けや加工の拠点となりました。昭和初期には、現在の名古屋市東区周辺に600か所以上の陶磁器絵付け工場があり、最盛期には日本で作られた輸出用の陶磁器の約7~8割が、この地域で絵付け加工されたものだったといいます。

また、大正時代から昭和初期になると、白壁周辺の武家屋敷跡地の広大な敷地を利用して、豊田佐吉氏、豊田佐助氏、豊田喜一郎氏などの豊田一族や、ソニーの創始者である盛田昭夫氏など、近現代の日本の製造業を支えた財界人が屋敷を構えて暮らしはじめます。こうして白壁周辺は高級住宅地としての地位を確立し、現代でいうレトロモダンな邸宅などが多く建てられるようになりました。

 

空襲の被害を逃れ、「白壁・主税・橦木町並み保存地区」として守られてきた街並み
文化のみち橦木館

第二次世界大戦時の名古屋大空襲では「名古屋城」の天守閣や本丸御殿が焼け落ちるなど大きな被害を受けました。しかし、白壁周辺は奇跡的に空襲の被害を逃れ、歴史的な建造物が数多く残されています。こうした貴重な街並みを保全するため、名古屋市は1985(昭和60)年に白壁を含む約14.3ヘクタールを「白壁・主税(ちから)・橦木(しゅもく)町並み保存地区」に指定しました。

「白壁・主税・橦木町町並み保存地区」ではデザインや建物の高さ、材質に配慮し、植栽などを行うこととされており、和風や洋風の邸宅を敷地内の緑と瓦や銅版葺きの屋根を持つ塀や板塀が彩る街並みが維持されています。

この保存地区には現在も長い歴史を持つ建物がいくつも残されています。そのひとつが「文化のみち橦木館」です。「文化のみち橦木館」は昭和初期に建てられ、陶磁器の輸出問屋を営んでいた財界人の井元為三郎の屋敷として使われていました。

2階建ての洋館と平屋の和館、東西2棟の蔵に京都から移築された茶室、庭園があり、1996(平成8)年に名古屋市指定有形文化財に、2008(平成20)年には名古屋市の景観重要建造物に指定されました。とくに洋館には4種類のステンドグラスがあしらわれ、輸出陶磁器の商談の場になっていたそうです。

現在、「文化のみち橦木館」では建物や庭園を見学できるほか、旧応接室はカフェとして使われており、ステンドグラスを眺めながらのお茶を楽しむことができます。

他にも1923(大正12)年に建てられ、豊田佐吉氏の邸宅や陶磁器貿易商であった春田鉄次郎の邸宅が残る「文化のみち二葉館」など歴史を感じられるスポットが点在しています。

 

ショッピングタウン、栄まで1駅で公共施設が充実、住環境も良好
名古屋市役所

白壁は暮らしの場としても魅力が豊富です。白壁から少し西に向かえば、「名古屋市役所」や「愛知県庁」をはじめとした行政施設が集まるエリアになります。行政手続きなどが必要になっても短時間で済ませることができるでしょう。

重要文化財に指定されている赤煉瓦の「旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎」を利用し、名古屋市の歴史を体系的に展示している「名古屋市 市政資料館」、尾張徳川家の大曽根別邸跡地で庭園や「徳川美術館」などがある「徳川園」といった文化施設も多く、街には落ち着いた雰囲気が漂います。

交通アクセスの利便性にも恵まれています。最寄り駅となる「東大手」駅から名鉄瀬戸線に乗れば「栄町」駅までわずか1駅という近さです。名古屋市有数のショッピングタウンとしてにぎわうさまざまな買い物施設がそろう栄には徒歩や自転車でもアクセスできる距離になります。

白壁では平日のビジネスはもちろん、休日のショッピングにも便利で華やかなライフスタイルを叶えることができるでしょう。

掲載日
2019/10/15

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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