不動産サイト nomu.com > ノムコムタイムズ > Vol.38 マンションの間取り研究~収納の使い勝手~
Vol.38 2012.01.05
マンションは「収納力」がカギ
マンション住まいの悩みと言えば、戸建住宅に比べ「収納が少なめ」なこと。マンションの間取りを決めるとき、収納スペースよりも部屋の大きさ(LDや個室:○○m2)が優先されてしまうことは、残念ながら多々見受けられます。
でも、住まいの”収納力”はかなり大事な部分。収納スペースが少ないと、結局は室内にモノがあふれてしまい、快適なマンションライフを脅かす可能性だってあります。

収納量は十分ありそうですか?
収納の面積、位置、形を間取りでチェック
それでは収納の「面積」だけが確保されていればいいのでしょうか。確かに「収納量は住戸全体の○%以上」とうたい文句にしているマンションもありますが、面積だけ大きければよいというわけではありません。
廊下にあるのかリビングにあるのかといった収納の「位置」や、収納したいモノがしまいやすい間口や奥行きになっているか、客用布団をしまえるのかといった収納の「形」、その両方を注意してみてみましょう。
マンションの間取り例
それでは参考に、マンションの間取り例を取り上げます【図1】。約70m2、2LDKのファミリータイプです。

【図1】マンションの間取り例。ピンクの部分が収納です。