【町田・相模原】東京と神奈川がミックスする!利便性の高い双子都市

小田急線や京王相模原線などで東京都心とダイレクトに結ばれた町田市と相模原市。それぞれ東京都と神奈川県に分かれていますが、過去には合併話があったほど一体化したエリアとなっています。
そのため共通項も多く、ショッピングスポットが充実している点、緑豊かな点、農業がさかんな点などが似ています。
特に町田駅周辺は「小田急百貨店町田店」をはじめとして、数多くのショッピングスポットが集まる一大繁華街であり、神奈川県内からも多くの人々が集まっています。

町田・相模原駅周辺や幹線通り沿いにさまざまなシーンに対応できるショッピングスポットが充実しているのが、町田・相模原エリアの大きな特徴となっています。
特にクロスターミナルである町田駅・橋本駅・相模大野駅周辺には、大型商業施設をはじめとしてさまざまな店舗が集中しています。小田急電鉄の小田原線と江ノ島線が交わる相模大野駅前では、1970年代より商業エリアとしての開発が進み、1990年にオープンの「伊勢丹相模原店」を中心に「相模大野岡田屋モアーズ」「相模大野ステーションスクエア」などの大型施設が充実しています。
JR横浜線と京王相模原線の乗換駅である橋本駅周辺には「イオン橋本店」「ミウィ橋本」に加え、2010年度オープンの大型ショッピングモール「アリオ橋本」などが出店、更なる発展が期待されています。
両市を南北に走る国道16号線沿いは、大型店を中心に国内有数のロードサイドショップ集中地帯として知られています。また南町田には再開発によって「南町田グランベリーパーク」が開業し、多摩境駅周辺にも新たなスポットが登場しつつあるなど、全域で利便性が向上しています。
町田・相模原小田急線とJR横浜線が交わる首都圏有数のクロスターミナル「町田駅」。小田急電鉄の駅としては新宿駅に次いで第2位の乗降人員を誇る駅であり、毎日多くの人々に利用されています。
多くの人々が集まる駅の周辺には、賑やかな繁華街が形成されており、その規模は首都圏でも有数のものとなっています。経済産業省『平成19年商業統計』によれば「町田駅南口地域」の年間商品販売額は約1,886億円におよび、都内では第7位の規模となっています。
駅周辺には大型店を中心に、さまざまなシーンに対応できるスポットが充実しています。その代表的なスポットである「小田急百貨店町田店」は、2008年度には約473億円を稼ぎ出した多摩地区最大の売上げを誇る百貨店です。
そのほか「ルミネ」や丸井系のファッションビル「モディ」、東急ハンズが入る「町田東急ツインズ」、「町田センタービル」などの複合施設が集まっています。「ヨドバシカメラ」「ブックオフ」「ザ・ダイソー」などの専門店も大型なもので、さらには昔ながらの商店街も発達しており、あらゆるニーズに応える充実したお買い物環境が整っています。

2010年4月1日に相模原市は政令指定都市へ移行しました。神奈川県では、横浜市、川崎市についで3番目となります。
橋本駅を中心とした緑区、相模原駅を中心とした中央区、相模大野駅を中心とした南区の3つの「区」から構成され、各区には生活支援課や障害福祉相談課、こども家庭相談課、保健センター等が設置されています。政令指定都市は、市民生活やまちづくりに関する権限を県から市に移譲されるため、高度で専門的な行政サービスが可能となり、市民福祉の更なる向上が期待されます。
また、今後建設予定である「中央リニア新幹線」の新駅が相模原市内に設置される計画が進んでいます。東京~名古屋間の開業予定は2027年、さらに大阪までの開業は2045年の予定。実現した暁には、名古屋・大阪方面へのアクセスが飛躍的に向上するとともに、神奈川県北東部の中枢としての地位を確固たるものにしそうです。
そのほか2014(平成26)年度には市内を通る「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」が開通し、他にも小田急多摩線の「相模原」駅までの延伸も構想されているなど、今後のさらなる発展が期待されています。

戦後の東京の郊外化により住宅地として変貌した町田・相模原エリアですが、それ以前は緑豊かな農村地帯が広がっていました。現在も一部には農家が多く残っており、最近では食の安全や「地産地消」という言葉が注目されるとともに、地元の野菜に注目が集まっています。
例えば相模原市で採れるヤマトイモなどの野菜は「さがみはらのめぐみ」と名づけられ、ブランド化が進められています。
両エリアには数多くの農産物直売所があり、安心で新鮮な野菜が手に入りやすい環境になっています。また町田駅前の「ぽっぽ町田ビル」で行われる野菜直売会や、橋本駅から程近い場所にある「相模原市農協旭直売所」、「アグリハウス鶴川」など、便利な場所で新鮮な野菜を購入できるのもうれしいところです。

町田・相模原多摩丘陵の上に立地する町田市、旧津久井町や相模湖町などに豊かな自然を有する相模原市は、緑の豊かなエリアとなっています。
町田市の代表的なスポットとしては、桜の並木道が1.5kmほど続く「尾根緑道」や、新東京百景に選ばれた紅葉の名所「薬師池公園」、白洲次郎の茅葺屋根の旧宅「武相荘」、多摩丘陵の緑を生かした「野津田公園」などが挙げられます。
旧相模原市域には約24haに及ぶ巨大な「県立相模原公園」や「相模原麻溝公園」「道保川公園」などの都市公園が整備されています。
また平成の大合併によって相模原市となった旧津久井町・相模湖町エリアには、神奈川を代表する自然豊かなスポットである「津久井湖」「相模湖」などもあります。ドライブやキャンプに気軽に行けるのもうれしいところです。
- 掲載日
- 2015/08/17
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。