【勝どき・月島】情緒ある街並みと変わりゆく環境が魅力。東京の新たな顔として期待される街

勝どき・月島エリアは六本木、新宿など都心の主要エリアにアクセスしやすい交通の利便性と、銀座や日本橋に徒歩圏内という理由から、近年、住まいの場として人気が高まっています。このエリアでは下町情緒漂う商店街で伝統のグルメが楽しめる一方で、再開発で近代的なオフィスビルやタワーマンションが並んでいます。
古くからの伝統を受け継ぎつつ、新たな施設を迎え入れてきた勝どきエリア。『東京オリンピック』では、近くの晴海地区に選手村が設けられました。また、80年余りの歴史に幕を下ろした旧「築地市場」の跡地とその周辺には、「世界中から多様な人々を出迎える拠点」をコンセプトに掲げ、一万人以上が交流できる機能やホテルを備えた国際的な会議場を核に据える再開発が予定されており、さらに新たな魅力が加わりそうです。
勝どき・月島エリアは、特徴あるショッピング施設に恵まれています。東京メトロ有楽町・都営大江戸線「月島」駅周辺には、活気あふれる商店街「月島西仲通り商店街」があり、散策がてら買い物をするのも楽しいひと時でしょう。
都営大江戸線「勝どき」駅から黎明橋を渡って対岸にある「晴海トリトンスクエア」には、スーパーマーケットをはじめ、100円均一ショップやドラッグストア、書店など日常使いの店が揃っています。黎明橋と平行して、チューブ型の動く歩道のついたトリトンブリッジもかけられているので、雨にも濡れず便利です。
日本有数のショッピングタウンとして名高い銀座や日本橋へも気軽にアクセスできる距離です。「銀座三越」や「日本橋高島屋」など老舗の百貨店をはじめ、「銀座メゾンエルメス」や「シャネル銀座」といった一流ブランドの旗艦店での買い物も楽しめます。
2024(令和6)年3月には「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」が開業しました。施設は3階建となっており、スーパーマーケットのある1F、カフェ・レストランや生活雑貨店などがそろう2F、自分磨きをサポートするテナントや各種クリニックが入る3Fと約40店舗が軒を連ねます。このエリアの日常には欠かせない施設です。

『東京オリンピック』では、晴海地区に選手村が設置されたほか、勝どき・月島周辺のベイエリアに多数の競技場が設けられました。このため、勝どき・月島エリア周辺でも都市インフラの整備が活発に進みました。そのひとつが、江東区有明二丁目から港区新橋、新宿区四谷を経由して千代田区神田佐久間町一丁目に至る全長約14キロメートルの都市計画道路「環状第2号線」です。2014(平成26)年には虎ノ門から東新橋(汐留)までの区間が開通し、2018(平成30)年11月に築地から豊洲が開通、2022(令和4)年12月には全線が開通しました。
また、首都高速道路晴海線では2018(平成30)年3月に晴海大橋を渡って「晴海トリトンスクエア」前の「晴海」出入口が開通し、勝どき・月島エリアから新橋、虎ノ門方面へのアクセスはぐっと便利になりました。

タワーマンションが林立し、現代的な街並みのイメージが強い勝どき・月島周辺エリアですが、色濃い歴史に彩られた街という点も魅力のひとつです。
佃の町は、徳川家康が招いた大阪の漁師たちによって作られ、漁師町として発展した場所でした。ここから江戸前の海の幸を供給し、江戸の食文化に強い影響を及ぼしました。佃小橋周辺には古い街並みも残り、老舗の佃煮店と近代的なタワーマンション群の対比は、東京の歴史と未来を感じさせる格好のスポットとなっています。
隣の月島界隈はもんじゃが有名です。「月島もんじゃストリート」をはじめとした活気ある商店街と、昔ながらの路地裏はまさに下町らしい風景。散策するだけでも楽しくなる街並みです。ただ単に新しいだけのニュータウンではない、歴史・文化が多層的に蓄積されたエリアである点は、勝どき・月島エリアの大きな特徴となっています。
江戸時代、縦横に走っていた水路は現在埋め立てられていますが、水を身近に感じられるのも月島エリアの魅力です。隅田川テラスに隣接し、春にはソメイヨシノが望める「新川公園」、オシップ・ザッキン作「メッセンジャー」の像がある「中央大橋」、1644(正保元)年佃島が築造された頃に架けられたとされ、月島エリアに暮らす人々とともに歴史を重ねてきた「佃小橋」などがあります。
世界一の食品市場として愛された「旧築地市場」に近かったこともあり、江戸前の食材に恵まれていた勝どき・月島エリアには独自の食文化が息づいています。こうしたご当地グルメの代表といえば、やはり月島もんじゃでしょう。「月島もんじゃストリート」を中心に多数のもんじゃ専門店が集まっており、訪れる人々の舌を魅了しています。
月島にはレバーフライというもうひとつの名物があります。これは、薄切りにした豚レバーにざっくりとした衣をつけ、カラッと揚げたものです。古くから、このエリアの人々に愛されてきた味覚です。最近はB級グルメブームのおかげか、レバーフライの注目度は高まり、これを目当てに訪れる人もいるとか。漁師町・佃で発祥した伝統食が「佃煮」です。現在も3店舗の老舗が残り、江戸前のアサリをはじめ、シラスやアミ・ハゼなど伝統的な佃煮を作り続けています。

勝どき・月島エリアの発展を支えてきたのが、東京メトロ有楽町線や都営大江戸線など、近年の交通アクセスの整備です。とくに都営大江戸線は東京23区エリアを1周する路線で、乗り換えなしで移動できる駅が多い便利な路線です。
「勝どき」駅からは都営大江戸線を利用すれば、「汐留」駅や「六本木」駅、「新宿」駅にダイレクトアクセスできます。「月島」駅に出れば、都営大江戸線に加え、東京メトロ有楽町線も利用可能です。「有楽町」駅や「永田町」駅などへ乗り換えなしで移動できるほか、西武池袋線や東武東上線への直通電車もあるので、ダイレクトで移動できるエリアは埼玉県方面まで広がっています。
晴海通りや清澄通りなど多車線の幹線道路が通っているこのエリアはカーアクセスの利便性も良好です。晴海通りを銀座方面に走れば首都高速都心環状線「銀座」出入口もすぐ近く。晴海通りで南に向かえば首都高速晴海線の「晴海」出入口もあり、都心部や「羽田空港」にも自動車でスムーズにアクセスできます。都市計画道路「環状第2号線」の開通も含め、これからのさらなる利便性アップが期待できるエリアです。
- 掲載日
- 2026/03/01
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。





