【銀座・日比谷】観光拠点として大規模開発が続く銀座・日比谷エリア

日本を代表するショッピングタウンとして古くからにぎわってきた銀座・日比谷エリアでは、「GINZA SIX」や「東京ミッドタウン日比谷」など大規模開発が行われてきました。
現在は日比谷エリアで新たな大規模再開発計画が進められており、期待が高まっています。

「東急プラザ 銀座」に続き2017(平成29)年に開業した「GINZA SIX」は、銀座エリアで最大規模を誇る220店を超えるショッピング施設と日本の伝統文化を発信する文化・交流施設「観世能楽堂」などからなる複合施設です。東京メトロ「銀座」駅直結の連絡通路や屋上庭園、観光バスの発着場も整備され、国内外から銀座を訪れる観光客の拠点にもなりました。
銀座の「ソニービル」をリニューアルする事業「Ginza Sony Park Project(銀座ソニーパークプロジェクト)」により2024(令和6)年8月に「Ginza Sony Park」が竣工、2025(令和7)年1月にグランドオープンしました。
銀座には、街の景観を守るため地区計画「銀座ルール」があり、建物の高さは56メートル以下に定められています。一方で「Ginza Sony Park」は地上5階、地下4階と「銀座ルール」の半分ほどの高さです。これは、あえて低く構えることで都会の中に余白と新しい景観を生み出すことを狙っているためだといいます。
地上は数寄屋橋交差点からの動線を開放的な吹き抜け空間でつないでいます。地下動線も内と外を区切る扉や壁をなるべく設けないことで、人々が気軽に行き交うことのできる空間となっています。
銀座二丁目では、森トラスト株式会社による最高級ラグジュアリーライフスタイルホテル「東京エディション銀座」が2024(令和6)年3月にグランドオープンしました。マリオット・インターナショナルの最高級グレードのホテルブランド「EDITION」は、2020(令和2)年に開業した「東京エディション虎ノ門」に続き、日本で2例目となり、どちらもデザイナーに建築家の隈研吾氏を起用したことでも話題となりました。
銀座エリアではその他にも複数のホテルが開業しており、海外を中心とした旅行客を迎え入れる体制が強化されています。

このように魅力を増す銀座エリアでは訪れる人々の増加も予想されます。来街者の利便性向上のため、周辺エリアを結ぶ交通アクセスもさらに充実させる計画が進められています。
そのひとつが東京都心から晴海エリアや「国際展示場」を結ぶBRT(バス高速輸送システム)路線です。BRTの運行ルートは新橋エリアから晴海エリアの区間が中心となり、2020(令和2)年10月にプレ運行が開始されました。2024(令和6)年1月には新橋からHARUMI FLAG(晴海5丁目ターミナル)をつなぐ「選手村ルート」が運行を開始し、全5ルートとなりました。
さらに、中央区では銀座エリアから臨海副都心方面へ地下鉄を整備する「都心部・臨海地域地下鉄」構想を検討しています。「東京」駅から「有明・東京ビッグサイト」駅までの6.1キロメートルをつなぎ、途中に5つの駅を設ける計画です。完成は2040(令和22)年を予定しており、実現すれば銀座エリアの拠点性はさらに高まるでしょう。

「日比谷公園」前の内幸町エリアでは、現在「帝国ホテル東京」や「みずほ銀行内幸町本部ビル」、「NTT日比谷ビル」、「東京電力ホールディングス本社ビル」などがある内幸町一丁目一帯を再開発する計画が進行中です。
都心最大級の延床面積約110万平方メートルの次世代スマートシティプロジェクトで、街区は北地区・中地区・南地区の3つの地区で構成されています。北地区には高さ約145メートル、地下4階、地上29階の本新館、そして高さ約230メートル、地下4階、地上46階のノースタワーが建設されます。
中地区には高さ約230メートル、地下6階、地上48階のセントラルタワー、南地区には高さ約230メートル、地下3階、地上46階のサウスタワーが順次建設予定です。完成は2037(令和19)年以降を予定しており、オフィスや商業施設、ホテル、住宅などを備えます。
また、日比谷公園とつながる道路上空公園や周辺の駅をつなぐ地下・地上結節空間が整備され、駅・まち・公園一体の歩行者ネットワークを形成します。
世界を代表する街を目指し魅力を高める銀座・日比谷エリア。今後は買い物やレジャーがさらに楽しく快適になりそうです。
- 掲載日
- 2026/03/15
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。





