ノムコム60→ >「定年退職後の夫婦の生活」意識調査アンケート結果発表

50代60代のサラリーマン・元サラリーマン世帯、男女2,060人に聞きました 「定年退職後の夫婦の生活」意識調査

現在の50代・60代は、定年後にどのように備えているのか、長くなった定年後のセカンドライフをどのようにイメージしているのか、サラリーマン・元サラリーマン世帯(妻は専業主婦またはパート・アルバイト)の50代60代夫婦を対象に、調査を実施しました。

夫婦2人の暮らしを充実させるために行っていることは。(いくつでも)

「夫婦の暮らしをより充実させるためにやっていること」について、上位10位までの回答は以下の通りでした。

1位 相手を束縛しない
2位 お互い干渉しない
3位 相手を尊重する・思いやる
4位 一緒にご飯を食べる
5位 できるだけ会話する
6位 適度な距離感を保つ
7位 相手の話をよく聞く
8位 相手にあまり多くを望まない
9位 お互いのプライバシーを尊重する
10位 細かいことにこだわらない

また、夫婦の差を比較したところ、夫が妻よりもやっていることは、「相手の話をよく聞く」「できるだけ一緒に行動する」「なるべく耐える・我慢する」「文句を言わない」といった「夫婦間の距離を近づける」項目となりました。

逆に、妻が夫よりもやっていることは、「相手にあまり多くを望まない」「適度な距離感を保つ」「互いに過ごせる場所(部屋)を持つ」「寝室を別にする」といった、「夫婦間の距離を保つ(おく)」項目となりました。
また、夫婦間の距離をおこうとする回答項目では、9項目中8項目で、妻よりも夫の方が多い結果となりました。

夫婦円満のためにやっていること~距離を近づける回答~のグラフ

相手の話をよく聞く 夫37.7%>妻29.0% 夫の方が8.7ポイント高い、できるだけ一緒に行動する夫18.0% >妻12.9% 夫の方が5.1ポイント高い、なるべく耐える・我慢する夫19.4%>妻14.7%夫の方が4.7ポイント高い、文句を言わない 夫18.8%>妻15.3%夫の方が3.5ポイント高い

夫婦円満のために夫は妻よりも距離を近づけようとしている

夫婦円満のためにやっていること~距離を保つ(おく)回答~のグラフ

相手にあまり多くを望まない 夫21.4%>妻 39.3% 妻の方が17.9ポイント高い、適度な距離感を保つ 夫26.8% >妻42.8% 妻の方が16.0ポイント高い、互いに過ごせる場所(部屋)を持つ 夫13.5%>妻27.8% 妻の方が14.3ポイント高い、寝室を別にする 夫11.1%>妻21.6% 妻の方が10.5ポイント高い

夫婦円満のために妻は夫よりも距離を保とう(おこう)としている

本アンケートに合わせて、夫婦の生活の幸福度を回答いただきました。

そこで、夫婦円満のためにやっていることについて、幸福実感度が高い(平均以上の)夫婦と、低い(平均以下の)夫婦の回答を比べたところ、幸福実感度が高い夫婦は低い夫婦に比べて、「できるだけ会話する」「一緒にご飯を食べる」「相手を尊重する・思いやる」を20ポイント以上行っていることがわかりました。

逆に、幸福実感度の低い夫婦が、高い夫婦よりも行っているのは「なるべく耐える・我慢する」「お互い干渉しない」「寝室を別にする」といった項目でした。

相手を思いやり、一日一回でも、一緒に食卓を囲んで会話をするということが、夫婦とって大切なようです。

夫婦円満のためにやっていること~幸福感度別~のグラフ

できるだけ会話する 幸福実感度の高い夫婦49.4%>幸福感度の低い夫婦20.8% 高い夫婦の方が28.6ポイント高い、相手を尊重する・思いやる 幸福実感度の高い夫婦52.5%>幸福感度の低い夫婦24.2% 高い夫婦の方が23.8ポイント高い、一緒にご飯を食べる 幸福実感度の高い夫婦51.9%>幸福感度の低い夫婦24.2% 高い夫婦の方が27.7ポイント高い

夫婦生活の幸福を実感できる3つの習慣 1.できるだけ会話をする 2.一緒にご飯を食べる 3.相手を尊重する・思いやる

調査概要

調査時期 : 2015年10月30日~ 2015年11月01日
調査対象 : 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西圏(大阪、兵庫、京都)に在住のサラリーマン・元サラリーマン世帯(妻は専業主婦、またはパート・アルバイト)の50代60代夫婦
有効回答数 : 2,060人
調査方法 : インターネット上でのアンケート回答

※本アンケートを転載したい、複写したい等、ご利用に関するお問い合わせは、ニュースリリースに記載の野村不動産ソリューションズ経営企画室までお願いします。

この調査はニュースリリースでもご覧いただけます。(PDFファイル)

ノムコム60TOPへ