ノムコム60→ >「定年退職後の夫婦の生活」意識調査アンケート結果発表
現在の50代・60代は、定年後にどのように備えているのか、長くなった定年後のセカンドライフをどのようにイメージしているのか、サラリーマン・元サラリーマン世帯(妻は専業主婦またはパート・アルバイト)の50代60代夫婦を対象に、調査を実施しました。
「夫婦の暮らしをより充実させるためにやっていること」について、上位10位までの回答は以下の通りでした。
1位 | 相手を束縛しない |
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2位 | お互い干渉しない |
3位 | 相手を尊重する・思いやる |
4位 | 一緒にご飯を食べる |
5位 | できるだけ会話する |
6位 | 適度な距離感を保つ |
7位 | 相手の話をよく聞く |
8位 | 相手にあまり多くを望まない |
9位 | お互いのプライバシーを尊重する |
10位 | 細かいことにこだわらない |
また、夫婦の差を比較したところ、夫が妻よりもやっていることは、「相手の話をよく聞く」「できるだけ一緒に行動する」「なるべく耐える・我慢する」「文句を言わない」といった「夫婦間の距離を近づける」項目となりました。逆に、妻が夫よりもやっていることは、「相手にあまり多くを望まない」「適度な距離感を保つ」「互いに過ごせる場所(部屋)を持つ」「寝室を別にする」といった、「夫婦間の距離を保つ(おく)」項目となりました。また、夫婦間の距離をおこうとする回答項目では、9項目中8項目で、妻よりも夫の方が多い結果となりました。
本アンケートに合わせて、夫婦の生活の幸福度を回答いただきました。そこで、夫婦円満のためにやっていることについて、幸福実感度が高い(平均以上の)夫婦と、低い(平均以下の)夫婦の回答を比べたところ、幸福実感度が高い夫婦は低い夫婦に比べて、「できるだけ会話する」「一緒にご飯を食べる」「相手を尊重する・思いやる」を20ポイント以上行っていることがわかりました。逆に、幸福実感度の低い夫婦が、高い夫婦よりも行っているのは「なるべく耐える・我慢する」「お互い干渉しない」「寝室を別にする」といった項目でした。相手を思いやり、一日一回でも、一緒に食卓を囲んで会話をするということが、夫婦とって大切なようです。
調査概要
調査時期 : | 2015年10月30日~ 2015年11月01日 |
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調査対象 : | 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西圏(大阪、兵庫、京都)に在住のサラリーマン・元サラリーマン世帯(妻は専業主婦、またはパート・アルバイト)の50代60代夫婦 |
有効回答数 : | 2,060人 |
調査方法 : | インターネット上でのアンケート回答 |
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