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4-6月期の「住宅地地価」は、首都圏エリア平均で▲2.9%(前回▲3.8%)の変動率となりました。 |
都区部を除いては全般的に下げ幅は縮小しています。また値下がり地点数は72(前回89)に減少、横ばいの地点50(前回36)・値上がり地点3(前回0)と増加し、下げ止まりの傾向があらわれました。東京都区部の今後の趨勢が注目されるところです。 |
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同一マンションの価格変動調査である「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で▲1.2%(前回▲1.9%)の下落となりました。 |
全般的に下げ幅が縮小し、値下がり地点割合も、42%(前回57%)まで減少しています。 |
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年間ベースの地価変動率の推移を見ると、首都圏エリア平均で▲8.6%(前回▲3.7%)となりました。 |
昨年まで地価上昇期は3年半続きましたが、秋以降にあらわれた下落傾向は、直近でやや縮小傾向が出てきたとはいえ、急激なものだったと言えるでしょう。 |
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年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で▲3.4%(前回▲0.5%)となりました。 |
住宅地地価の値下がりに比較すると、小幅な下落となっていることがうかがえます。建築費の高騰などにより新築市場が冷え込む中で、既存マンションの優位性が評価されつつあると考えられます。 |