注目の街とその街を代表するお店、
そして、そこに暮らす人々の生活をご紹介します。

田園都市線「二子玉川」駅から住宅街の小道に入ると、洋菓子店「シュクレペール」がある。「店名の意味はフランス語で”甘いパパ“。子どもが付けてくれたんです」と思わず笑みのこぼれるオーナーシェフの佐藤さん。「人気の洋菓子は『バニーユ』というプリン。一日300個前後売れます」。
また、パンの種類も豊富で「バターをたくさん使うお菓子屋さんのパンではなく、うちのは本格的なパン屋さんが作るパンなんです」と他店にはない魅力も佐藤さんの自信作。そして、閑静な住宅街にあるのも同店の魅力。「場所柄大通りに面していなくて、散歩コースに立ち寄り、テラスでパンやケーキを食べて休憩する方もいます」と佐藤さん。「二子玉川は、駅から離れて住宅街に入ると、とても静かです」と周辺は、子どもの声が聞こえ、取材中もゆったりとした時間が流れていた。



シュクレペール オーナーシェフ 佐藤さん
東京都世田谷区玉川3-21-5
連絡先/03-3708-8580

多摩川と緑豊かな砧公園、玉川高島屋SCなど自然と都市が共存し、洗練された街として人気が高い二子玉川エリア。駅東側には再開発計画がスタートし、ますます充実した暮らしが手に入る。五島美術館や世田谷美術館、また、教育施設も多数あり、閑静な文教地区としての顔もこの街の魅力に華を添えている。