- 左
- 長寿を祈願する赤い南天の実と神の依代(よりしろ)と考えられてきた松という伝統的な素材を使った注連(しめ)飾り。手作りならオリジナリティのある注連飾りもできちゃいます。
- 右
- 稲刈りあとの新稲穂で編んだ注連飾りには豊穣の願いが込められています。ジグザグなデザインがモダンなドアにもマッチします。
日本におけるお正月は、「家々に年神様を迎え、一年の健康と幸せを祈る行事」とされてきました。正月の間は、家中が祭りの場だったのです。年神様を迎えるための準備として、年末から大掃除をして門松や注連縄を飾ったり、飾りのお餅をついたりする習慣は今も残っていますが、住宅事情の変化により、省略化される傾向にあります。一つひとつに意味のある、古き良きものは大切にしたいもの。現代風にアレンジして楽しんでみてはいかがでしょうか。
また日本には年始回りと言う習慣もあります。訪問した先の子どもに渡すお年玉や、お招きした人をもてなすテーブルに、千代紙や和紙などを利用した手作りのグッズを利用すると、よりお正月らしい雰囲気を楽しめます。