アイデア手引き帖

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梅雨時のジメジメ対策

ジメジメと湿気が多くなり、不快さが増す梅雨の時季。
雨を楽しむ心のゆとりとともに、快適に暮らしたいものです。

湿気から生まれるジメジメのもと

そろそろ梅雨の時季。ジメジメシーズンの到来です。高温多湿の日本では梅雨から夏にかけてはカビやダニが発生しやすい季節。最近の家は、密閉性・断熱性の高い住宅が多く、さらに、エアコンの普及で人間だけでなく、カビやダニにとっても居心地が良い環境になっています。そんな環境を改善する、ちょっとしたアイデアをご紹介します。ジメジメ季節をすっきり乗り切りましょう。

ジメジメを撃退する暮らしの対処法

生活習慣を見直すだけで、
おうちのジメジメは撃退可能です!

ジメジメを撃退するには、風通しをよくすることが大切!

  • 1 植木の水やりは、できれば外で。
    屋内用の観葉植物は、誤って水を外にこぼさないように気をつければ、屋内で行っても大丈夫ですが、できればベランダなどで水やりをしましょう。
  • 2 カーペットはダニの住みか。
    ・快晴かつ乾燥した日に、天日によく当て日光消毒+乾燥させましょう。
    ・カーペットの敷いてある部屋に湿度計を置いて、湿度50%を超えないように温度調節しましょう。
  • 3 ふとんは起きてすぐに畳まない。
    就寝中に身体から出た水分がふとんに吸い込まれているので、イスなどに1時間程度たてかけるなどして、水分を飛ばしてから畳みましょう。
  • 4 模様替えはカビ対策に。
    通風を妨げるように家具が配置されてたり、なかなか掃除ができずホコリが溜まっている部分はカビも生えやすいため、お掃除して模様替えをすると、カビ対策ができます。
  • 5 トイレの便器の蓋は閉める。
    トイレの便器のたまり水が蒸発することがあり、トイレ内の結露の原因や、水のタンク周り、壁面のカビの原因にもなります。蓋は閉めるようにしましょう。
  • 6 使った食器はシンクに溜めずすぐに片付け。
    使った食器や調理器具を洗わずにおいておくと不衛生です。 日によっては数時間で溜め水などが腐敗してしまいます。 食中毒の危険性もあるので、 すぐに洗うようにしましょう。
  • 7 バスルームにある換気扇の上手な使い方。
    最近のマンションにあるバスルームの換気扇は、それ自体が住まいの換気システムの要であったりします。汚れる頻度が高いのでまめに掃除を行うとよいでしょう。
監修:藤原千秋
1974年、栃木県出身。住宅ライター・アドバイザー&コラムニスト。大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりオールアバウト「住まいを考える」ガイドを担当。著書も多数執筆。
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