ダイニングのイスが古くなったけど、買いかえるのはちょっと…。そんなときにおすすめするのがリメイク。春らしい布地を使って簡単にできるリメイク法を紹介します。
思っているよりも簡単に出来てしまうのがイスの座面の張り替え。イス本体に座面がねじ留めされていれば、ドライバーで外し、布を交換してミニタッカーで留めればそれで終了。意外と簡単です。
張り替える布を、テーブルクロスやカーテンとお揃いにすれば、自分流のインテリアコーディネートを楽しめます。また、クッションを交換したりペンキで塗り替えれば座り心地も見た目も新品のようになります。
買いかえる前に、是非一度試してみてください。
- ●リフォーム前のイス
- 長年使い続けてきたイス。愛着のあるものだからこそリメイクして更に長く使いましょう。
- ●工具類
- 材料と工具はこれだけで十分。厚い布を留められるミニタッカーは2,000円くらいで購入できます。ほかにピンキングバサミ、ペンチ、プラス・マイナスドライバー、ミニタッカーの替え針、張り替え用の布。
これだけでリメイクできちゃいます。
イスを逆さにして、座面を固定しているねじをドライバーではずす。
針と布の間にマイナスドライバーの先をすべり込ませる。グッと力を入れて針を浮かせ、ペンチで引き抜く。
古いクッション材が弱っていたら新しい物と交換します。
布の中央に座面をのせます。まず、1辺を留めて、次に向かいの辺を留めます。残りの2辺も同様に留めましょう。
布を座面の角に合わせてきれいに折り込み、数カ所留めます。四隅の処理は折紙の要領で折り込んでいきます。最後にねじで固定すれば出来上がり。
ペンキを塗る前にサンドペーパーでニスをはがします。この作業をすると仕上がりがきれいになります。背もたれや細かい部分を先に塗っていきましょう。塗る方向は一定にして大胆に塗りましょう。