アイデア手引き帖

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住まいのメンテナンス

ちょっとした補修や修理など、専門家に頼まなくても
自分でできることは意外と多いのです。道具と材料を
揃えて試してみましょう。費用も材料費だけで済みます。

古くなったイスのリメイクをしてみませんか

ダイニングのイスが古くなったけど、買いかえるのはちょっと…。そんなときにおすすめするのがリメイク。春らしい布地を使って簡単にできるリメイク法を紹介します。

意外と簡単!?イスの座面を外して、布を張り替えるだけ。

 思っているよりも簡単に出来てしまうのがイスの座面の張り替え。イス本体に座面がねじ留めされていれば、ドライバーで外し、布を交換してミニタッカーで留めればそれで終了。意外と簡単です。

張り替える布を、テーブルクロスやカーテンとお揃いにすれば、自分流のインテリアコーディネートを楽しめます。また、クッションを交換したりペンキで塗り替えれば座り心地も見た目も新品のようになります。

買いかえる前に、是非一度試してみてください。

気分もスッキリ、座面の柄をかえるだけで新品のよう。

使う材料
●リフォーム前のイス
長年使い続けてきたイス。愛着のあるものだからこそリメイクして更に長く使いましょう。
●工具類
ミニタッカー、替え針、ピンキングバサミ、ペンチ、プラス・マイナスドライバー

材料と工具はこれだけで十分。厚い布を留められるミニタッカーは2,000円くらいで購入できます。ほかにピンキングバサミ、ペンチ、プラス・マイナスドライバー、ミニタッカーの替え針、張り替え用の布。
これだけでリメイクできちゃいます。
イスのリメイク 初めての人でも1時間ほどで終わってしまうような簡単な作業です。チャレンジしてみましょう!
  • 1 座面をはずす

    イスを逆さにして、座面を固定しているねじをドライバーではずす。

  • 2 針をペンチで引き抜く

    針と布の間にマイナスドライバーの先をすべり込ませる。グッと力を入れて針を浮かせ、ペンチで引き抜く。

  • 3 生地、クッションを取り出す

    古いクッション材が弱っていたら新しい物と交換します。

  • 4 向かい合った2辺を先に留める

    布の中央に座面をのせます。まず、1辺を留めて、次に向かいの辺を留めます。残りの2辺も同様に留めましょう。

  • 完成 タッカーで四方を仮留めし、全体を留める

    布を座面の角に合わせてきれいに折り込み、数カ所留めます。四隅の処理は折紙の要領で折り込んでいきます。最後にねじで固定すれば出来上がり。

  • さらに 木製のイスはペンキを塗り替えればまるで新品同様に

    ペンキを塗る前にサンドペーパーでニスをはがします。この作業をすると仕上がりがきれいになります。背もたれや細かい部分を先に塗っていきましょう。塗る方向は一定にして大胆に塗りましょう。

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