年末までに、家の中の汚れを一掃しましょう。
秋は床まわりのお手入れに最適のシーズンです。夏の間、活発に成長した害虫の糞や抜け殻がホコリと一緒にたまりやすくなっているからです。しかも素足で過ごした時の汗や皮脂の汚れも付いています。
床まわりの汚れは気付きにくいので、ふだんのお手入れはペーパーモップや掃除機をかけるだけで済ませがちですが、気がつくとフローリングには傷がいっぱい、じゅうたんにはへこみやしみが・・・・。部屋を閉め切ってしまう冬が来る前に、しっかり掃除をしておきましょう。
床の手入れと一緒に家具もキレイに! お気に入りの家具は、年月とともに味わいも愛着も湧いてきます。まめにお手入れをしてできるだけ長く大切に使いたいもの。子どもが家具に貼ってしまったシールをはがそうとしたら跡が残ってしまったり、はがそうとしたもののすっかり忘れてそのまま・・・そんな家具、ありませんか? 知っていると便利な知恵と工夫で元通りになるんです。
床も家具もひと手間で、意外と簡単にキレイになります。便利なグッズもたくさんあるので、上手に利用して手軽な補修方法を身につけましょう。


部屋の模様替えをすると、必ずついてしまう家具の跡。

スチームアイロンを浮かせながらゆっくりかけ、蒸気をたっぷり当てます。
※スチームの代わりにぬれタオルの利用も可。ぬれタオルをじゅうたんの表面に敷き、その上に軽くアイロンを当てて蒸らします。

仕上げに少し固めのブラシで、じゅうたんの毛を起こしながら整えます。



シミは時間が経つとどんどん落ちにくくなります。

ぬるま湯1リットルに台所用中性洗剤を10ccほど溶かした液に、布を浸しそれをシミ全体につけます。

ささらでシミをしごきます。カーペットの表面を傷めないようシミの外側から内側へたたいたら、酢水(お湯とお酢を9:1の割合で混ぜる)に浸した布でしごき、汚れを浮かせとり、よく乾燥させます。



新品のようにピカピカにしてくれます。

本品を家具製品面1m²に対して直径5cmほど(約10ml)をたらし、布で軽くなでるようにして薄くムラなく塗ります。約30分完全に乾燥させたらOKです。

台所まわりの家具におすすめ。油汚れが取れ、保護も可能。

広めのお皿に2~3倍に薄めたお酢小さじ1とオリーブオイル小さじ1を入れ、乾いた布に浸しながら、少しづつ磨きます。

家具から20cmほど離してドライヤーで熱風を吹きつけ、のりをゆるくします。その後、粘着テープでのりを移しとります。

粘着テープで
のりをとります。
ドライヤーで熱風を吹きつけます。