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女優・中嶋朋子さん 「まっ、いっか」と思ったとき自分が無限大に広がった感じがしました。

私の生き方の基本は富良野の大自然にあるんです

7歳から29歳まで、「北の国から」の撮影で東京と富良野を行ったり、来たりの生活を過ごした中嶋朋子さん。それは、2002年に蛍役を卒業するまで続きました。

「富良野の自然は大きくて、最初見た時はうわーっ、すごいなあって」。

それから22年もの間、「青く、まあるい空ってかわいいなあ」と思ったり、季節によって変わる「風の匂いに、いいなあ」と思ったり、荒れ果てた大地からにょきにょきと生えてくるアスパラガスの力強さに驚いたり、あたり一面を雪景色のように覆い尽くすじゃがいもの花に心を奪われたりと、富良野にいる間、自然のもつ不思議な力を感じながら暮らしてきた中嶋さん。

だからこそ、東京生活だけになった今も、富良野の自然が教えてくれた知恵を暮らしの中に惜しみなく活かしながら、自然との共生生活を楽しく実現されています。

写真提供:富良野市商工観光課

自分の中から湧き出てくる「やりたいこと」と正直に対話しています。

結婚して、子供ができ、家族という大切なものができた時、いい意味で女優という「オン」のスイッチが入りっぱなしの状態に突然「オフ」のスイッチがやってきたという中嶋さん。

パートナーには妻として、子供には母として、母には娘として、どの私もとても大切なことだとわかった時「やらなきゃいけないことがいっぱいあってどれも完璧にしようと思ってもそんなことできないし、まっ、いっか」って自分を許し、認めたとき、自分らしさを掴んだといいます。

それからはのびやかな自分を取り戻し、一番心地いいものをどんどん取り入れて、自分らしい生き方を実践することになっていきました。

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